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【難聴・耳鳴りのQ&A】

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難聴・耳鳴り治療のQ&A
1週間前から急に音が聞こえなくなり、耳鳴りも感じています。カイロプラクティックを受ける前に、先に病院で診てもらうべきですか?
はい、早急に耳鼻科もしくは内科で詳しい検査をして頂くことをお勧めします。

その上で、病院で受け取った検査データを当院にお持ちいただければ、施術時の参考とさせていただきます。難聴や耳鳴りなどの聴覚に関わる障害の場合、脳の疾患や基礎的な病気(糖尿病、内分泌疾患、高血圧など)が関わるケースも稀にみられます。

病気に関わる検査は病院で行っていただき、聴力や音域の測定などについても耳鼻科で検査することを優先してください。感音性難聴や耳鳴りは、症状の背景に病気などの大きな問題がとくになく、ストレスや体質の変化など何らかの原因によって脳と内耳を結ぶ神経ネットワークに機能的な障害が起きたことにより症状が表れている可能性が高いと考えています。

そのような機能的な障害が原因であるときには、カイロプラクティック機能神経学による検査で内耳周辺の働きと自律神経のバランスを評価し、機能的な回復を促すことで難聴や耳鳴の回復をお手伝いできるケースが多いです。まずは、病院で器質的な問題や疾患がないことを確認していただき、カイロプラクティックを併用して回復を促すことがベストな選択だと思います。

耳鳴、難聴、めまいなどの内耳障害の場合には、出来るだけ早く施術による介入を行うことが大切ですので、病院に行かれた後には早く当院でも施術を開始することが理想的です。

一度難聴になると治りにくい、ひとによっては再発することもあると言われました。もとの健康な状態の聴力まで回復することは可能なのでしょうか?
当院にこれまでにご来院されている方の中で、難聴が回復されて左右で同等レベルの聴力を回復されている方がたくさんいらっしゃいます。背骨の矯正、内耳に関わる血液循環促進、経絡治療、LLLT光線による自律神経調整、最新器具による筋肉治療、頭蓋矯正など、首・肩・頭部・耳周辺の働きを高めるためにできるアプローチは色々あります。難聴、耳鳴りでお悩みの場合には、改善を諦めずに一度これらの施術についてお試しいただくことをおすすめします。

また、回復後に定期的なカイロプラクティック・メンテナンスケア(月に一回~2カ月に一回程度の施術)をしている方では、難聴や耳鳴りを再発している方はほとんどいません。

カイロプラクティック施術を定期的に受け、脳と聴覚の神経系の機能的な評価を実施することで未然に防ぐ効果もあります。車を車検で定期的に点検することと同じように、人間の体や内耳の健康状態を定期的に把握しておくためにカイロプラクティック検査(聴力、眼球運動、平衡感覚、頚部の血液循環、筋肉バランス、関節のゆがみ評価)を受けていただき、将来の問題になりうる小さな芽をきちんと摘んでおくことをおすすめします。年に一度の健康診断で身体に基礎的な問題が内科確認したり、歯医者さんで定期的に歯石をクリーニングするように、聴力に関わる内耳周辺の機能チェックを定期的に行ない、背骨や自律神経の状態を整えておくことが大切です。難聴や耳鳴の再発を予防する上で大切なことは定期的なチェックと施術による効果で予防は充分に可能です。

難聴と耳鳴り回復にはどのくらいの期間がかかりますか?施術の回数の目安も教えて下さい。
内耳に関わる機能障害の低下が軽い方、発症から数日~数週程度の急性症状の方の場合は早い回復が見込めます。こういう場合には、週に2~3回の施術を行うと多くの方が、聞こえにくさがなくなり、耳鳴りも大幅に軽減して大変喜ばれます。機能的な評価所見の回復とともに、難聴や耳鳴りの症状も改善することが多いため、肩こりの原因である首や肩まわりの筋肉の緊張が回復したり、背骨の柔軟性が向上したり、平衡感覚や眼球運動の改善が症状回復と同時に見られます。症状の回復までには2週間で4~6回程度の来院が目安となり、その後は2週に1回、月に1回というように来院頻度を減らす形で、再発の予防を行うことが多いです。

逆に発症から数カ月~数年を経過している方の場合には、施術回数や施術期間も長くなる傾向があります。難聴や耳鳴りの特徴として、症状が長期間に及んだ場合には聴力に関わる神経(聴覚神経)の信号伝達がうまくなされずに、神経細胞の委縮や変性を生じる可能性があります。

脳や脊髄で情報の伝達経路となる神経細胞の多くは、ケガや組織の損傷、ホルモンの分泌不足などで神経細胞の情報伝達が正常に行われなくなると、神経細胞自体が脆弱になり、再生するまでに多くの時間を必要とするようになります。神経細胞には可塑性というもとの状態に戻る治癒過程も備わっているため、時間はかかる可能性がありますが細胞の回復や代謝を高めることが重要です。当院で導入しているLLLT光線(Rumix2、Superlizer)は、665nm&910nm波長で、5cm深部まで到達可能なPhotobiostimulation効果により、内耳の細胞代謝を促進することを目的としています。耳鳴りや感音性難聴などの内耳障害の方の回復に非常に有効な最先端の機器を用いて従来とは異なるアプローチを行うことも可能です。

耳鳴り、難聴のために強い薬を長期間服用することに抵抗があります。薬の服用や手術をせずに聴力を回復する方法はありますか?
耳鳴り・難聴などの内耳の障害の場合、一般的には、ビタミンBと炎症鎮痛のためステロイド薬が処方されています。ステロイドは効き目が強い分、副作用も伴うため、消化吸収など胃腸の不良、日中の眠気、長期間の服用による効き目の減少などがあります。

カイロプラクティックは主に手や道具を用いて行う自然療法です。難聴、耳鳴、めまいなどの方にはLLLT光線療法(Photobiostimulation効果により、内耳の細胞代謝を促進する最先端の医療)も有効です。当院で用いている施術では痛みがなく、副作用をほとんど伴いません。病院での治療と併行して、これら別の手法によってお体の健康状態を回復させることにより、症状の回復を促すことをオススメします。仮に手術を勧められて場合に、手術に踏み切るまでお悩みの際にも一度これらのアプローチをお試しいただきたいと思います。

八王子日野 多摩 耳鳴り治療整体

難聴と耳鳴りの原因はストレスだと言われましたが、自分ではあまりストレスを自覚していません。どういった対処をすることが必要ですか?
過度な飲酒、喫煙、過食、夜間の強い光や蛍光灯下での活動、長時間のパソコン・スマホ使用、夜更かし、騒音、過労、睡眠不足などはストレスの最も大きな原因となります。

食事の面でも、過度な糖質の摂取、刺激物、過度な飲酒、外食や添加物の多い加工食品は、交感神経を優位にし、ストレスを高める原因になります。逆にウォーキングやジョギングなどの適度な有酸素運動、軽いストレッチやヨガなどは脳の酸素供給を促し、ストレスの軽減や睡眠の導入にも役立ちます。症状が長引いている方や生活習慣の乱れに自覚の有る方は、カイロプラクティックの施術に加えて、上記のような生活習慣指導も行っています。

強いストレスがかかっている方の場合、耳鳴や難聴の背景に副腎疲労症候群が関わっていることもあります。その場合には、副腎機能に関わるカイロプラクティックケア、経絡治療(ふくらはぎや内モモの筋肉が関与)、内臓マニピュレーションも行います。副腎機能低下の有る方の場合には、ビタミンC欠乏や、ミネラル欠乏、糖質(炭水化物)依存による代謝障害も疑われますので、当院ではそういった観点からも施術を進めていきます。副腎機能の改善には、Applied Kinesiologyの副腎アプローチが有効です。ストレスの自覚のない方でも、筋力検査や触診の結果で反応がはっきり出るので、ストレスの蓄積を自覚前に対処することが可能です。また、TAS9による自律神経測定でのストレスチェックも実施していますで、ご要望の方はお伝えください。

耳鳴りで夜中に目が覚めたり、眠りが浅かったりしてここ数週間にわたり睡眠不足が続いています。何か良い解決方法はありますか?
まずは自律神経の働きを正しく整えることで、脳の過活動による心身の過敏な状態から睡眠を促す休息に適した状態の切り替えを促すことが必要です。

耳鳴りを生じているときの多くは、内耳から大脳に聴覚野に対して過剰な神経の伝達が行われていると考えられます。音の感覚として認識されている感覚が自律神経・交感神経と通して、脳内に影響を及ぼし、めまい、手足の冷えやむくみ、睡眠の乱れ、消化吸収機能、疲労感などの全身機能の低下として表れることがあります。カイロプラクティックでは、背骨・頭蓋・臓器の調整を通して自律神経の働きを整えることを施術における一つの目的としています。施術後はリラックスして、眠りが深くなり、睡眠の質が高くなったというご感想をよく伺います。

自律神経の働きが良くなると、難聴・耳鳴り・めまいなど内耳に関わる症状の改善に加えて、睡眠の質が良くなり、消化吸収が良くなって便秘が改善したり、冷え性が改善したということも多々あります。また、より質の高い睡眠の導入には、体温調節がとても大切です。起床時間の11時間後に体温を一番高くしてあげるとその後に急速に体温が下がり、自然に眠気を感じることができます。朝7時に起きる方は、11時間後の夕方6時くらいに軽いウォーキングやストレッチをするなどの体温調節を心掛けると良いでしょう。また、スマートフォンやパソコンのブルーライト、蛍光灯の強い光などは、日没後には目に直接入れないように、細心の注意を払いましょう。耳鳴りや難聴などの内耳障害のあるときには夜間の強い光や匂いなども脳細胞に過剰な発火を促し、普段の健康な状態のときよりもかなりの強さで交感神経の興奮を促す恐れがあります。

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