【症状ナビ・顎関節】顎関節の筋肉トリートメント
【症状ナビ】顎関節症の筋肉治療なら
サンスマイル八王子<顎関節症・改善プログラム>
顎の痛みや運動異常を起こしている問題の多くは、咀嚼に関わる筋肉の痛みや骨格のアンバランスによって生じています。顎まわりの筋肉と運動神経の状態を正しく評価し、適切な施術を行うことで痛みの解消と機能の回復を望むことが可能です。
サンスマイル八王子では、WHO基準のカイロプラクティック大学で学んだスタッフのみが施術を担当します。様々なセミナーや卒後教育で学んだ専門知識と最新技術で、顎関節症や顎のお悩みはもちろん、顎関節症に関連する問題にもしっかりお応えいたします。
頭痛、肩こり、めまい、首の痛み、顔の痛み、消化不良、胃痛・胸やけ、便秘、不眠症など、顎関節症が引き起こす二次症状など、お体の状態を総合的に評価し、痛みや不調の根本的な改善をお手伝いを行っています。
顎関節症とは?
顎関節症とは、顎関節や咀嚼筋の疼痛、関節(雑)音、開口障害、顎運動異常を主要症候とする顎の障害です。この中には「咀嚼筋障害」、「関節包・靭帯障害」、「関節円板障害」、「変形性関節症」などが含まれます。顎関節症は、その多くが顎の関節とその顎に関連する筋肉(咀嚼筋)の障害です。このページではこの咀嚼筋について基本的な知識をご紹介します。
顎関節に関わる筋肉
咀嚼を行う主要な筋肉 顎を閉じる動き(口を閉じる、噛みしめるとき)に関わる主な筋肉は、咬筋、外側翼突筋、内側翼突筋、側頭筋の4つです。 これらの咀嚼筋は頭部の深部にあり、顔の筋肉と比べて筋線維が発達した強い筋肉なので、左右差や各筋肉の強さに偏りを生じると、顔の形や顎まわりの形状にも大きな影響を与えます。

咬筋や翼突筋が過度に緊張して顎の痛みを引き起こしていることが多く、これらの筋肉に軽く触れたときにもその部分に痛みを感じたり、顎のまわりに痛みが拡がることがあります。外傷や咀嚼のクセによって、閉口に関わるこれらの筋肉が偏ったバランスで働いていることが筋肉の緊張や筋力低下を起こすきっかけになります。
顎を開く動き(口を開けるとき)に関わる筋肉として舌骨に付着する舌骨上筋があります。この舌骨上筋は顎二腹筋(前腹、後腹)、茎突舌骨筋、顎舌骨筋、オトガイ舌骨筋で構成されます。
舌骨は下顎骨を下に引き下げ(下顎骨の下制、開口作用)、咀嚼運動の補助筋となります。舌骨を上方に引き上げることから、嚥下の際に働いています。 顎関節症の際には、この顎二腹筋・前腹と後腹に問題を生じていることが多く、顎の先を下から触れると強い圧痛が確認されます。
余談ですが食べたものをうまく飲みこめないとき、嚥下障害の際には舌骨上筋・舌骨下筋に運動機能の障害が出ていることがあります。嚥下障害の際にも舌骨自体の位置の矯正や筋肉のバランス調整を行うことが効果的です。
咀嚼筋の痛みとトリガーポイント
トリガーポイント(Trigger point)は、圧迫などの刺激によって関連領域に関連痛を引き起こす筋肉の場所を示しています。最も凝りの強い場所や痛みが存在する場所で、圧迫すると痛みが周囲に広がるポイントです。よく知られているのは、肩こりの原因となる僧帽筋、肩の痛みとなる上腕三頭筋、目の周りの痛みを起こす胸鎖乳突筋、足のしびれのような痛みを出す中殿筋などのトリガーポイントです。
これらの筋肉の圧痛点を触れるとジャンプするような痛みを生じることがあるほど、交感神経の活性化による疼痛の過敏性が高まっているのがトリガーポイントの特徴です。 咀嚼筋のトリガーポイントは、顎周辺の痛みだけでなく、目の周り、目の奥、こめかみ、頭頂部、側頭部、後頭部、首周りにも痛みを関連痛として生じるため、首の痛み、歯の痛み、目の痛みとして認識されることがよくあります。ご自身の症状がどの筋肉に関連するものか知っておくことで痛みの原因を探る手がかりになります。

サンスマイル八王子の筋肉トリートメント
2010年の開業以来、顎関節痛や顎の運動障害を抱えた患者様が数多くご来院されました。その大半は咀嚼筋など顎まわりの筋肉の問題によって顎の障害を起こしているものです。
筋肉のコリや筋肉の損傷の原因としては、頚椎、胸椎、骨盤の歪み、舌骨や頭蓋骨の歪み、咀嚼に関わる運動神経のアンバランス、自律神経の乱れ、まれに内臓器官のズレと機能障害(多くは胃や肝臓などの消化器官)などが関連して生じていることがほとんどです。これらの問題を丁寧に聞き取りと検査で判断し、カイロプラクティックの施術を正しく行うことがとても効果的です。

当院では、手技による筋肉ケアに加えて、Accustim/purcussorを用いた筋膜リリース、IASTMツールによる筋線維トリートメント、LLLTを用いた血行促進および自律神経調整を行うため、効果的に筋肉の緩和や筋線維の柔軟性回復をしっかりお手伝いできます。多くの方に今までにない効果を実感し、お喜びいただいています。 首や顎のまわりには、交感神経、迷走神経、頸動脈・静脈、甲状腺、血圧受容器、リンパ節など非常に細かく繊細な組織が集まっており、解剖学や生理学などの充分な知識と正確に触診する技術を要します。
当院のカイロプラクターは、WHO基準カイロプラクティック大学で4年以上の教育を修了し、その後も頭蓋仙骨療法、アプライド・キネシオロジー、機能神経学などの卒後教育で学び、常に最新情報と最先端技術を習得することに努めています。接骨院、歯科、マッサージなど他所でなかなか改善の手立てが見つからないケースでもあきらめずに一度ご相談ください。
咀嚼筋の発達
江戸時代以前の人たちと比べると現代人は咀嚼を半分から1/3程度しか行っていないというデータがあります。この数十年~100年程度で柔らかいものを食べることが増え、咀嚼回数が少なくなり、食事時間が短くなりました。
咀嚼回数の減少は、顎の筋肉を使う頻度が減り、消化のための唾液が充分に分泌されなくなり、骨の長さや強さにも影響を与えているとの指摘があります。現代人は頬から顎にかけての骨(下顎骨、いわゆるエラと言われる部分)が前後に短くなり、顎の骨格が小さくなっている傾向にある(逆三角形に見える)と言われています。
明治や江戸時代以前の日本人の顔を写真でみると今の我々よりも顎のエラがしっかり張っており、顔の形が四角形に近いように感じます。
現代人の食べ物:
- 多くが柔らかい→よく噛まない→お通じの回数と排泄量が少ない
- 食品に含まれる食物繊維が少ない。
- 品種改良により、果物や野菜に含まれる食物繊維が少なくなり炭水化物が増えた。
江戸時代の人の食べ物:
- 多くが固い→よく噛む→お通じの回数と量も多い
- 食物繊維が豊富、玄米、ひえ、粟など食物繊維とタンパク質を豊富に含む。
- 果物や野菜にも食物繊維が多く、よく噛まなければ飲み込めない
顎関節症と消化不良
食事のとき咀嚼回数が少ないことで唾液が充分に分泌されないと、歯肉炎や虫歯にもかかりやすくなります。また、食べ物が唾液中の消化酵素で柔らかくならずに胃の中に入ってしまうため、胃腸にとっても余分な負担がかかることにつながります。 咀嚼を充分に行っているとき(理想的には30~50回/ひと口あたり)は、口腔内から唾液腺が刺激されて唾液が食べ物を分解し、それが引き金となって胃や十二指腸から消火液が分泌される準備を促す命令が脳幹から自律神経を介して送られます。
咀嚼回数が少なく分泌される唾液量が少ないと、食べ物が胃に入ったときに胃腸の準備が整っていないため、消化不良を起こす原因になることがあります。子供のうちからよく咀嚼する訓練を習慣づけておくと、その後の消化器官の健全さにも良い影響を与えれくれると感じています。
唾液量の慢性的な不足は便秘や下痢、逆流性食道炎などの胃腸障害などにつながることもあり、放っておくと他の問題を引き起こすため決して侮れません。
よく咀嚼して唾液線を発達させることが胃腸の問題解決にも良い影響を与えてくれます。カイロプラクティックの骨格矯正や筋肉治療によって、まずは顎関節症や顎のまわりのアンバランスをしっかり整えて、食べ物をしっかり噛めるような身体づくりを行うことが非常大切です。
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<顎関節症、顎の痛み解消> 施術料金
オーダーメイド・カイロプラクティック
(機能神経学、アプライドキネシオロジー、頭蓋矯正など含む)
- 初回施術料 5,300円/50~60分(検査料と施術料込み)
- 2回目以降 施術料 5,800円/30分
*内臓整体、経絡治療、背骨の矯正、筋肉調整などを上記に含みます。
カイロプラクティック&近赤外線光線療法のダブルケア
- 初回施術料 7,400円/50~60分(検査料と施術料込み)
- 2回目以降 施術料 7,900円/30分
*顎関節症、顎の痛み、頭痛、めまい、首の痛み、慢性の肩凝りなど、筋肉と関節・自律神経に関わる不調でお悩みの際には、スーパーライザー、Rumix2などのLLLT(近赤外線光線療法)とカイロプラクティックの併用により、より早い回復を促進することが期待できます。
*病院での検査データ(MRI、X線画像、血液検査など)について お手元にある場合、施術の際に参考となりますので来院時にお持ちください。
顎関節症、顎の痛み、顎のカクカク音、頬の痛み、口が開かないなど顎に関わる症状のお悩みの方は、我慢なさらず一度ご相談ください。早めの対処をお勧めします。
WHO基準カイロプラクティック・整体
顎関節専門院・サンスマイル八王子
東京都八王子市子安町1-26-14-102
JR八王子駅南口徒歩5分、京王八王子駅徒歩10分
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