<新型コロナ感染後の後遺症なら> 高圧酸素カプセル
新型コロナ感染の後遺症<ポストCovid-19コンデション>
感染後の後遺症・早期回復には高圧酸素カプセルがお勧め
2020年2月より始まったパンデミックも2年半が経過し、新型コロナウィルス感染後に長期間の後遺症でお悩みの方からのご相談が増えています。
コロナ感染時に高熱にかかると、全身性の炎症障害(サイトカインストームと言われる急性の炎症状態)が生じることにより、脳組織、筋組織、呼吸器、循環器の細胞が機能異常を起こすことが多くの科学論文でも報告されています。
新型コロナの後遺症(罹患後症状)とは…
WHO(世界保健機関)の定義より、新型コロナに罹患した人で少なくとも2か月以上持続し、他の疾患による症状として説明がつかないものを示します。通常は発症から3か月経った時点でもみられ、運動機能や心肺機能に問題が生じ、生活の質を低下させることもあります。
後遺症には、倦怠感、疲労感、味覚障害、頭痛、息切れ、睡眠障害、筋肉痛、関節の痛みなどの症状がみられ、どのくらい続くかは不明で時間経過とともに発現率は低下する傾向にあるというデータが示されています。
新型コロナウィルス感染症(COVID-19)診療の手引き別冊罹患後症状のマネジメント(第1.1版)(2022年6月17日)(厚生労働省)より
コロナ感染・後遺症の代表例
- 疲労感・倦怠感 ●関節痛 ●筋肉痛
- 咳 ●喀痰 ●息切れ ●胸痛 ●脱毛
- 記憶障害 ●集中力低下 ●不眠 ●頭痛 ●抑うつ
- 嗅覚障害 ●味覚障害 ●動悸 ●下痢 ●腹痛 ●睡眠障害 ●筋力低下
東京都福祉保健局のデータによると、コロナ感染の後遺症がある人の中では20代・30代・40代・50代の人たちが70%を占めるということで比較的、若い世代から中年層で後遺症が出やすいということです。コロナ感染の診断後、2か月で約7割の人に、診断後6か月以降の人でも約5割の人たちに何らかの後遺症が出ているとのことです。
高気圧酸素療法(HBOT)とコロナ後遺症
海外で報告されている新型コロナの後遺症患者に対する高気圧酸素療法に関する症例やレビューをいくつかご紹介します。これらの論文での報告をまとめると、高圧酸素療法はコロナ後の疲労回復、認知機能や記憶力などの脳機能、痛みの改善、心肺機能の改善を促す効果があるということが示唆されます。
J Med Case Rep 2022 Feb
Hyperbaric oxygen treatment for long coronavirus disease-19: a case report
中東アラブとイスラエルの医療機関で出されたコロナ後遺症の症例報告です。
COVID-19 後遺症に苦しんでいた運動選手(感染前は健康であり、感染から3か月後に来院)が、高圧酸素療法により身体機能が大幅に改善された症例を報告しています。
患者には記憶力、マルチタスク能力、エネルギー、呼吸機能、体力の低下があり、MRI画像診断、コンピューターによる認知検査、心肺検査に複数の問題が診られた。高圧酸素療法は週 5 日、 2 気圧で 90 分間実施。5 回の来院後、呼吸機能が改善して運動後の筋肉痛がなくなった。15回目の来院後に、疲労が減り、低エネルギー状態が改善された。20回の来院後、呼吸と運動能力がコロナ感染前の能力に回復。以前のように思いきり走れるようになる同時に記憶力とマルチタスク能力が回復。高圧酸素療法による治療完了後の評価では、MRIや認知検査で記憶の大幅な改善が示された。
この報告では高圧酸素療法により、低酸素状態を改善することで神経の炎症を軽減し、神経可塑性を誘発する効果について言及しています。つまり、コロナ感染の高熱や全身の炎症状態で機能不全に陥った神経細胞(脳の認知機能、運動神経による筋組織への命令機能など)を高気圧酸素療法による酸素供給で改善する効果を仮説として挙げています。
Sci Rep 2022 Jul
イスラエルの研究機関から出されたランダム化比較試験の報告。
COVID-19の感染が確認されてから3か月以上の後遺症を抱える患者(対象は73人で半数はコントロールとして実施)に対する高圧酸素療法 (HBOT ) の効果を評価した試験です。一日90分で5回/週のペースで2か月間の高圧酸素療法を実施したところ、認知機能、注意力、実行機能において統計的に有意な改善が診られ、身体エネルギー、精神症状、痛みについても有意な改善が実証された。脳MRI画像の結果から、高気圧酸素療法が神経可塑性を誘発し、コロナ後遺症に苦しむ患者の認知、精神、疲労、睡眠、および痛みの症状を改善できることを示したと結論付けています。
Clin Med 2021 Nov
英国ロンドンにある大学病院の医師による報告です。
コロナ後遺症で最も多く報告されている症状は疲労であり、高圧酸素療法 (HBOT) による介入を評価した。10 人の患者に12 日間で10回の高圧酸素療法(上限2.4 気圧、休憩を挟んで105分)を実施した。10回の高圧酸素療法実施後には、コロナ後遺症患者の疲労尺度、認知力、実行機能、注意力、情報処理、言語機能に統計的に優位な改善が診られた。新型コロナ感染後の長期に渡る疲労感の回復には、高圧酸素療法は有効であると結論付けています。
高気圧酸素カプセルなら
サンスマイル八王子では、最新の高気圧酸素カプセル(1.35気圧)を導入しており、これまでにもコロナ感染の後遺症でお悩みの方がご来院されています。酸素カプセルでは、カプセル内の高気圧の空気圧縮により、全身の細胞に高濃度の酸素を届ける作用が期待できます。細胞が高気圧に圧縮された酸素を取り込むことで神経や筋肉の細胞を活性化し、全身の代謝を促進する効果があります。数か月間の長期間にわたるコロナ後遺症でお悩みの方も一度お試しください。
高気圧酸素カプセルの対象となる方
新型コロナの感染が発覚してから一か月程度経過した方で、発熱や咳症状がない方であれば酸素カプセルをご利用いただけます。周囲への感染を起こす可能性がある方(感染後3週間以内)、37℃以上発熱されている方、のどに痛みを感じる方、咳をされているなどの方、感染期間中の家族と同居されている方(濃厚接触の疑いがある方)などは当院での受け入れは不可となります。必ず感染症の専門病院または発熱外来をご受診ください。
自律神経の乱れは、カイロプラクティックで整えましょう
サンスマイル八王子では、頭蓋仙骨療法、カイロプラクティック、アプライドキネシオロジー、内臓マニピュレーションなどを組み合わせて、一人ひとりの身体に合った施術内容をご提案します。疲労、筋肉痛、関節痛、認知機能の低下、睡眠障害、頭痛、めまい、息切れ、消化不良など、コロナ後遺症でお悩みの方の場合、酸素カプセルとカイロプラクティックの併用をお勧めします。当院ではカイロプラクティックの施術に、頭蓋仙骨療法や内臓マニピュレーションなどの自律神経機能を整える施術方法も取り入れているため、お体の回復を促すための治癒力改善、神経機能改善効果を目指した総合的な施術をご提供しています。
頭蓋仙骨療法では、頭蓋骨、骨盤のゆがみを丁寧に整えながら、滞った脳脊髄液の流れの改善を目指します。疲れた身体の回復、脳機能の回復には非常に効果的です。
疲労回復のための栄養学
コロナ感染後の消耗した身体には、栄養素の不足も考えられます。ふだんの食事では不足がちなタンパク質、質の良い脂質を摂ることはもちろん、エネルギー代謝に関わるビタミンB群、免疫細胞の働きと抗酸化作用に関わるビタミンC、免疫力を高めるビタミンDなどのビタミン類、細胞分裂の必要な亜鉛、筋肉の弛緩に関わるマグネシウム、脳機能やコラーゲンの質に関わる鉄などのミネラルなど、不足した栄養素を積極的に補うこともコロナ感染後の後遺症からの早期回復には大切です。
院内の感染予防について
ご来院時はマスク着用、アルコール消毒、入口での検温にご協力ください。サンスマイル八王子では個室空間を維持し、換気扇や換気機能付きエアコンを完備しており、窓開けも定期的に行うことで新型コロナウィルス感染予防を徹底しております。
副腎疲労症候群・慢性疲労 その他のページはこちら・・・
その他の内分泌機能についてはこちら・・・
高気圧・酸素カプセルセラピー 料金表
- 酸素カプセル 50分コース
通常料金 ¥5,000 → ¥3,600(今だけ、2回目以降も割引中) - 酸素カプセル 50分3回券
通常料金 ¥15,000 → ¥10,200に割引中(¥4,800 OFF、¥3,400/回) - 酸素カプセル 40分コース
通常料金 ¥4,000→¥2,900に割引!
40分料金は、施術コースとの併用時のみご利用いただけます。
酸素カプセル・回数券
- 酸素カプセル回数券3回¥10,200(¥3,400/回)
- 酸素カプセル回数券6回¥20,100(¥3,350/回)
- 酸素カプセル回数券12回¥37,200(¥3,100/回)
- 酸素カプセル回数券24回¥61,200(¥2,550/回)
- 1か月フリーパス(30日分)¥51,000(¥1,700/回)
WHO基準カイロプラクティック・酸素カプセル
サンスマイル八王子
東京都八王子市子安町1-26-14-102
JR八王子駅南口徒歩5分、京王八王子駅徒歩10分
八王子みなみ野、相模原、橋本、日野、立川、高尾からもアクセス良好
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