ゴルフフィジカル・3つの評価方法
ゴルフフィジカルの評価方法
①動作スクリーニング検査
TPIスクリーニング検査を基に各部位16箇所の可動性と安定性を評価します。方法としてはポージングをとってもらいながら、身体を動かしてもらい、各箇所が正常に動いているかを観察します。
<動作スクリーニング項目>
- 骨盤の傾斜テスト
- 骨盤回旋テスト
- 上半身回転テスト
- オーバーヘッドディープスクワット
- つま先さわりテスト
- 90/90テスト
- 片足バランステスト
- 広背筋テスト
- 下半身1/4回旋テスト
- 頸椎回旋テスト
- 手首橈屈/尺屈テスト
- 手首回内/回外テスト
- 手首屈曲テスト
- 手首伸展テスト
- 座位上半身回転テスト
- 脚伸展ブリッジテスト
可動性と安定性は力の伝達効率を上げ、パワーを生み出すために必要不可欠です。一流ゴルファーの打撃には形に違いがあっても伝達効率に違いはほとんどみつけられないことがTPIの研究で分かっています。
このことからゴルフに適した身体とはスクリーニング検査が正常に行える状態と言えます。ご自身の身体的特徴を掴み、動作改善に役立てましょう。
※痛みなどの症状が強い場合はカイロ検査から行い、動作スクリーニング検査は症状が改善をみせてから行います。
②カイロプラクティック検査
スクリーニング検査でみられた可動性と安定性の問題が何の原因で起こっているのかをカイロの視点で分析をしていきます。
筋骨格系の働きを制御している神経は背骨から手足の抹消部へと分布をしているので、問題のある関節領域の神経に関わる背骨のゆがみをチェックします。例えば、足関節であればL5、膝関節であればL4、股関節であればL3の背骨のゆがみを確認します。腸腰筋の問題がみられる場合は神経支配であるL1~L4の背骨のゆがみをみます。
その他、可動性に関わる関節の滑りは関節包や靭帯など関節周囲の結合組織の伸張度を表しています。各関節の動きを丁寧にみていきます。筋・筋膜の柔軟性は触診と筋長検査で評価します。安定性に関わる筋収縮は筋力検査で正常に働いているかを判断することができます。
さらにコーディネーション検査を加えて、正しい筋肉の収縮が順序よく行われているか、正しい関節運動がおきているかなどキネマティックに体の状態をみていきます。
※症状が強い場合は、通常のカイロ検査を行います。姿勢、歩行、可動域検査、筋力検査、触診、神経学検査、理学検査などお体の状態を多角的にみた上で根本原因を追求します。
③スイング動作分析
スクリーニング検査やカイロ検査でみられた身体的特徴がスイング特性として現れます。TPIではこのスイング特性は大きく12つに別けられるとされています。
- S字姿勢(S-Posture)
- C字姿勢(C-Posture)
- 姿勢の焼失(Loss of Posture)
- フラット・ショルダー・プレーン(Flat Shoulder Plane)
- アーリー・エクステンション(Early Extension)
- オーバー・ザ・トップ(Over-the-Top)
- スウェイ(Sway)
- スライド(Slide)
- リバース・スパイン・アングル(Reverse Spine Angle)
- ハンギング・バック(Hanging Back)
- キャスティング/アーリー・リリース(Casting/Early Release)
- チキン・ウイング(Chicken Winging)
詳細はTPIのHPでご確認下さい。TPIリンク先:www.mytpi.com
動作分析をすることでなぜ痛みがでているのか、どうして思うようなスイングが出来ないのかなどスイングの視点から確認することができます。スイング動作分析をご希望の方は練習場やコース上で撮影したスイング動画をお持ちください。
※サンスマイル八王子ではゴルフスキルよりも身体的な特徴がスイング動作に及ぼす影響をみています。
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【ゴルフ整体の症例】バックスイング中の肩の痛み、肩甲骨が固い
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