【症状ナビ】 神経・内分泌系アプローチ
【症状ナビ】神経・内分泌系アプローチ
原因不明の不調、痛み、疲れ、アレルギー症状は、神経・内分泌系の乱れによるものかもしれません。
筋肉や関節、胃腸や脳を使いすぎると疲労することがあるように、ホルモンを分泌する内分泌器官も疲れたり、機能が低下することがあります。大きな病気はないが何だか元気が出なかったり、顔色が悪かったり、慢性的な痛みがあるなど、体調がイマイチという方は内分泌機能の低下が原因かもしれません。
自律神経と内分泌系はお互いに影響し合いながら、体の恒常性(生命活動を一定のレベルで維持する力)を健全に保つために働いています。
サンスマイル八王子では、カイロプラクティック機能神経学、アプライド・キネシオロジー、内臓マニピュレーション(内臓整体)、インジュリー・リコールテクニック、LLLT(Rejuvenation therapy)、機能栄養学(分子矯正医学)などを組み合わせて、自律神経と内分泌器官の働きを根本から改善し、体の治癒力を向上するお手伝いを行っています。
特に甲状腺機能、副腎機能の異常をお持ちの方がこれまでにもご来院されており、慢性腰痛、肩こり、頭痛、疲れ、不眠、傷や怪我が回復しない、手足の痛み、原因不明のめまい・耳鳴・難聴、消化不良、心身症、不妊体質、血糖値異常、アトピー・喘息・花粉症のアレルギーなどのお悩みを改善された症例を多数経験してきました。
身体の内側から健康になるために、カイロプラクティックによる副作用のない自然療法で体質と根本的な改善を一緒に目指しませんか?
もくじ
◆ 内分泌系の役割を理解しよう |
◆ 内分泌系から自律神経を整える |
◆ 内分泌線はどんな場所にあるの? |
◆ 微量でも強力なホルモンの特徴 |
◆ 日内変化するホルモンの分泌量 |
◆ ホルモン分泌の中枢司令部<視床下部と下垂体> |
◆ 視床下部と交感神経のつながり |
◆ 甲状腺のホルモン |
◆ 副腎のホルモン |
◆ 更年期障害について |
内分泌腺の役割を理解しよう
内分泌系は神経系と同じように生体機能の緻密な調節役を担っています。松果体・副腎・甲状腺などの内分泌腺から分泌されるホルモンが、全身を巡る血液循環を介して標的の器官に特異的な情報を伝えることで成り立っています。
脳や脊髄は神経を介して伝達される情報経路として機能していますが、内分泌系は全身に張り巡らされた血液循環を介して、生命維持や微調節に必要となる情報のネットワーク網を作り上げている器官です。
脳の中心部分にある視床下部と脳下垂体は、この内分泌系の中枢司令部となり、全身の臓器に対して恒常的に命令を与えて、体の正常機能を保つためにコントロールを行っています。
内分泌系は神経系のように即効性のある生体調節を行うのではなく、長期にわたって緩慢な調節をする役割を担っています。
身体の恒常性(生命機能を正常な状態で維持する能力=治癒力・ホメオスタシスなどとも言われる)を保つために、中枢(主に脳)と末端(筋肉、血管、内臓など)をつなぐネットワーク経路として、短期でスピードのある伝達手段である神経系、長期で持続的な伝達手段である内分泌系が私たちの体を無意識のうちに支えてくれています。
内分泌系から自律神経を整える
神経系と内分泌系という2つの情報網をつなぐものこそが、自律神経と呼ばれる特殊な神経経路です。つまり、脳を含む神経系と内分泌器官のつながりに目を向けることこそが、自律神経の働きを健全に維持できるかどうかにも大きく影響しています。
自律神経も内分泌腺の働きも普段は無意識にうちに調節されているため、機能を損ねてしまったときには自分自身ではなかなか気がつかなかったり、気がついても自主的に元の健康な状態に戻すことができなくなってしまいます。
こういった不調が診られる場合でも病院で行う血液検査では大きな異常値が検出されず、診断がつかずに治療が行われないこともあります。
こういった病気ではないが機能的な障害の疑いがある場合には、サンスマイル八王子で行っている神経内分泌アプローチによる評価を用いて、カイロプラクティック・内臓マニピュレーション・LLLT(近赤外線光線療法)・分子整合医学(オーソモリキュラー栄養療法)などの総合ケアを行うことをお勧めします。
内分泌線はどんな場所にあるの?
⇒ 脳、首、胸、腹部、骨盤内などにあります。
- 視床下部、脳下垂体
- 松果体
- 甲状腺、副甲状腺(上皮小体)
- すい臓
- 副腎:副腎皮質、副腎髄質
- 卵巣、精巣
- 腎臓などの消化管

微量でも強力なホルモンの特徴
ホルモンは内分泌線にある内分泌細胞から血液中に分泌され、血液循環を介してそのホルモンに対する受容体(レセプター)を持つ標的細胞とくっつくことで、特異的な効果を表します。
微量でも生体内で強力に作用し、分泌量が過剰になっても不足しても我々の脳や体には大きな影響が及びます。男性ホルモンや成長ホルモンは、筋肉の発達を促し、運動能力を特異的に向上させる作用をもっています。
オリンピックの陸上競技、メジャーリーグ、テニスの国際大会など話題に上ることがあるドーピング検査は、尿や血液中に含まれる人為的に投与されたホルモンの濃度を測定することで知られています。
ごく微量なホルモンであっても標的器官で作用することで、代謝や細胞増殖が高まったり、脳の活動に興奮や鎮静作用を与えることがあります。
日内変化するホルモンの分泌量
健康な人の体の中では、ホルモンの分泌量と血中濃度は様々な機構により、一定の範囲に保たれています。しかし、健康状態を乱してホルモン分泌の制御機構がうまく機能していない場合には、内分泌腺の機能低下や機能亢進を生じ、自律神経の乱れなど一見すると原因不明とも受け取れる体調不良が起こってしまいます。
多くのホルモンの血中濃度は外日リズムを示し、日内変動しています。副腎皮質ホルモンの血中濃度は、活動に先立つ早朝に高くなり、就寝する深夜に最も低くなっています。生活リズムや環境の変化によって、このホルモン分泌リズムが変化し、それが生体反応として現れることがあります。
何日も徹夜が続いたり、夜勤の仕事を続けているとホルモンの分泌される時間にもズレが生じ、それを元の状態に戻すにはやはり同様の時間がかかります。
ホルモン分泌の中枢司令部<視床下部と下垂体>
脳下垂体は直径1cmくらいのそら豆状の組織で、成人でも重さは0.5g程度しかありません。 下垂体は視床下部の下に位置しており、神経と血管によってつながるこの二つが密接に連絡をとりながら、ホルモンの分泌の中枢司令部として働いています。
視床下部と下垂体は、ちょうど眉間とこめかみの高さで脳の中心部分にあります。視床下部は、脳下垂体から全身の器官に向けて分泌されるホルモンの放出と抑制をコントロールしており、下垂体からは以下のようなホルモン分泌されています。
下垂体前葉ホルモン | 視床下部の放出ホルモン | 視床下部の抑制ホルモン |
成長ホルモン | 成長ホルモン放出ホルモン | 成長ホルモン抑制ホルモン |
プロラクチン | プロラクチン放出ホルモン | プロラクチン抑制ホルモン |
甲状腺刺激ホルモン | 甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン | |
副腎皮質刺激ホルモン | 副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン | |
卵胞刺激ホルモン | 性腺刺激ホルモン放出ホルモン | |
黄体形成ホルモン | 性腺刺激ホルモン放出ホルモン |
下垂体前葉ホルモン
成長ホルモン(GH:Growth Hormone)
骨端での軟骨形成・タンパク質合成の促進、血糖値の上昇、脂肪酸の代謝など。文字通り成長に関わる作用をもっています。成長ホルモンの分泌は睡眠時に高まることから、医学的にも「寝る子は育つ」というのは本当のことだといえるしょう。成人で成長ホルモンの分泌亢進が起こると末端肥大症などの成長過多を生じることになります。
プロラクチン(PRL:prolactin)
女性の乳腺発達、乳汁の産生と分泌促進、排卵の抑制などの作用を持ちます。妊娠や授乳に関わる性ホルモンの一つです。乳腺刺激ホルモンとも言われています。
甲状腺刺激ホルモン(TSH:thyroid-stimulating hormone)
甲状腺を刺激して甲状腺ホルモンの産生と分泌を促します。
副腎皮質刺激ホルモン(ACTH:adrenocorticotropic hormone)
副腎皮質ホルモン、糖質コルチコイドの産生分泌を促進します。血糖低下時、激しい運動時、ストレスがかかったときは、ACTHの働きを介して副腎皮質でコルチゾールが分泌されます。
性腺刺激ホルモン(GnH:gonadotropic hormone)
卵胞刺激ホルモン、黄体形成ホルモンは、性腺活動を調節する作用をもっています。 女性生殖器だけでなく、男性生殖器にも働きかけて、男女の生殖機能に関与するホルモンです。
下垂体後葉ホルモン
バソプレシン(ADH:antidiuretic hormone)
腎臓に働きかけて水分の再吸収を促進して、尿量を減らすため、抗利尿ホルモンとも言われています。また血圧を上昇させる働きをもちます。
オキシトシン
近年で「子育てホルモン」として注目されており、テレビ番組などでも取り上げられる機会が増えているのが、このオキシトシンです。母乳の排出、分娩時の子宮平滑筋の収縮に関わっています。 子育て中のお子さんとのスキンシップに加えて、夫婦間でのスキンシップがオキシトシン分泌を促すと言われています。
パートナーとの関係を良好に保つためにもこのオキシトシンの作用が深く関わることが最近の研究では明らかになっています。オキシトシンが不足すると、精神的な満足感が得られず、お子さんや夫婦間で相手とのコミュニケーションに弊害や影響が出やすいと言われています。
視床下部と交感神経のつながり
頚椎、胸椎、腰椎など背骨を沿って走行する交感神経幹の神経線維は、この視床下部に連絡しており、ペインクリニックで行う神経ブロック注射は、首の前面にあり交感神経幹の一部である星状神経節に鎮痛剤を注射し、この自律神経線維を介して視床下部に対する疼痛抑制作用を起こし、痛みのコントロールを行っています。
サンスマイル八王子では、LLLT(近赤外線光線療法)を用いた自律神経照射を用いて、星状神経節、上頚神経節、腹腔神経節を介した視床下部への血流促進による疼痛抑制を行っています。LLLTによる自律神経アプローチは、施術時の副作用や痛みを伴うこともなく、深部5cmまで光エネルギーを届けることが可能です。LLLTによる交感神経幹照射の効果として、疼痛抑制、リラックス作用、血流促進、神経過敏性の抑制、筋緊張の抑制などがこれまでに確認されています。
交感神経系の抑制は、脈拍を落ち着かせ、呼吸を深くし、消化吸収の促進、炎症の鎮静作用にもつながります。ストレスを日常的に強く受けている方には、LLLTによる星状神経節照射によるリラクゼーション効果は非常に喜ばれます。
甲状腺のホルモン
サンスマイル八王子では、これまでにも甲状腺の機能障害をお持ちの方が多くご来院されています。カイロプラクティックの背椎矯正、経絡治療、神経内分泌系アプローチ、食事療法などにより、病院での治療と併用しながら、体調管理を行っていくことが有効だと感じています。
甲状腺は、甲状軟骨の下で気管の前面についている約20gの内分泌腺です。甲状腺ホルモンは、ヨウ素を含むホルモンで、サイロキシン(T4)とトリヨードサイロニン(T3)があります。甲状腺からはT4が分泌され、T3の多くは末梢組織でT4から産生されます。
甲状腺ホルモンの作用
- 物質代謝の亢進:筋肉、心臓、腎臓、肝臓など臓器の酸素消費量を高め、基礎代謝を促進し、代謝熱による体温上昇を促します。タンパク質、糖、脂質の代謝に関して様々な作用を表します。
- 発育促進:成長ホルモンの働きを促し、骨や歯など骨格の発育を促します。
- 精神活動の刺激:甲状腺ホルモンが過剰になると脳が興奮しやすくなり、欠乏すると精神活動が鈍くなります。
- 他のホルモンへの作用:アドレナリンなどのカテコールアミンが組織に示す作用を増強し、相乗的な影響を与えています。
甲状腺ホルモンの分泌異常
甲状腺機能亢進症: バセドウ病、クレブス病が代表例で、甲状腺腫、基礎代謝促進、心拍数亢進、眼球突出、手足の震えなどを生じます。たくさん食べても体重が増えず、冬でも汗をかきやすいなど、本来必要な以上に代謝が高くなることが特徴です。心臓や血管に負担がかかりやすくなるため、高血圧、動脈硬化などの長期的な身体への負荷を考慮しておく必要があります。
甲状腺機能低下症: 橋本病、慢性甲状腺炎によるものが多く、日本人女性では橋本病が多いと言われています。当院にも橋本病による体調不良と訴えてご来院されている方はたくさんいらっしゃいます。冷え性、寒さに敏感、疲れやすい、ジストニア(発声障害)、無気力、うつ症状、記憶の低下、皮ふの乾燥、むくみ、肩こり、便秘などを訴えることが多い。
更年期障害、うつ病、認知症と思われることも多く、問診や徴候をしっかり見極めることが必要です。甲状腺機能低下の疑いがある場合には、専門病院で血液検査によるホルモン量の計測をまず行ってください。その上で、当院での甲状腺機能に関わる体質改善アプローチを併行して行ったいただくことをお勧めします。
副腎のホルモン
副腎は腎臓の上にかぶさる形にあり、左右それぞれ7~8gの重さの扁平な分泌腺です。副腎髄質と副腎皮質に分けられており、それぞれ違うホルモンを分泌しています。 副腎に明らかな病的疾患が見つからないケースでも、副腎の機能障害に関わる徴候が観察された場合には、副腎機能低下や機能亢進を疑う必要があります。副腎疲労症候群をはじめとする副腎機能の障害は、病院での検査で陽性が検出される可能性が低く、機能的な問題によってトラブルが生じていることがあります。
腰痛や頚部痛を何度も繰り返している、慢性的な痛みがある、疲れやすい、アレルギーに悩んでいる、やる気が起きない、性欲の低下、朝起きるのがつらいなどは、副腎の機能障害に起因しているかもしれません。 副腎の中心部分は副腎髄質で、アドレナリン、ノルアドレナリン、ドーパミンなどのカテコールアミンを分泌しています。
副腎の表層は副腎皮質で、コルチゾールやコルチコステロンなどの糖質コルチコイド、アルドステロンなどの電解質コルチコイド、副腎アンドロジェンが分泌されます。
副腎髄質ホルモンの作用
アドレナリン・ノルアドレナリンの働き
- 血液循環の促進:アドレナリンは心臓の筋肉収縮と心拍数の増加を促す、ノルアドレナリンは末梢血管の収縮作用で血圧を上昇する。緊張しやすいタイプの方が高血圧になりやすいのは、この作用が働くことも関係しています。
- 血糖値の上昇:肝臓でグリコーゲンの分解を促し、血糖値を上昇させます。機能性低血糖症など、炭水化物と糖質の摂取が多く、血糖値の乱高下が起きる方では、食後3~4時間後にこの作用が強く働いていることが予測できます。
- 遊離脂肪酸の増加:脂肪の分解を促し、遊離脂肪酸を増やします。
- 代謝の促進:組織の酸素消費と代謝を活発にし、熱産生を促します。アドレナリンが分泌されると筋肉の代謝が上昇し、体温が上がり、活動に適した状態になります。
- 平滑筋の抑制:胃腸運動など消化器官の働きが抑制されます。興奮状態にあると口が渇いたり、食欲を感じなくなるのはそのためです。
自律神経の働きで調節される副腎髄質ホルモン
アドレナリン・ノルアドレナリンなど、副腎髄質から分泌されるホルモンは、交感神経の働きによってコントロールされています。血糖低下時、激しい運動をしたとき、寒冷時、脳の興奮状態、ストレスを受けた時など、交感神経の働きが亢進すると、アドレナリン・ノルアドレナリンの分泌が急激に上昇します。活動、闘争、防衛など適した身体状態をつくるのが、副腎髄質ホルモンの作用です。
休息時や睡眠時は、交感神経の働きが抑制され、これらのホルモン分泌も低下します。日常的にストレスを受けていると、体のコントロールを乱す交感神経の過活動が生じ、うまく体を休めることができない、動悸がする、血圧が上がり易い、消化機能が働かない(下痢、便秘、胃痛)などの不調を起こす体質変化を生じるのはこの副腎髄質ホルモンの作用が関わっています。
副腎髄質癌の一つである褐色細胞腫が発生すると、ホルモン分泌が過剰になり、頭痛、高血圧、動悸、発汗、嘔吐などを起こすことが知られています。
副腎皮質ホルモンの作用
糖代謝の調節(コルチゾールやコルチコステロンなどの糖質コルチコイド)、電解質の調節(アルドステロンなどの電解質コルチコイド)、男性ホルモンの作用(副腎アンドロジェン)を行っています。
糖質コルチコイドの作用(コルチゾール、コルチコステロン)
- 細胞内の代謝促進:肝臓の糖新生による血糖値の上昇、タンパク質と脂肪の分解促進を行います。組織に必要となるエネルギーをつくり出すために代謝を促進します。
- 抗炎症・抗アレルギー作用:炎症やアレルギー症状を抑制します。アトピー性皮膚炎、喘息、関節リウマチなどの免疫疾患では、ステロイド薬が処方されます。ステロイド薬はこの糖質コルチコイドの抗炎症・抗アレルギー作用によるものです。
- 胃の働き抑制:胃酸の分泌を促し、粘液分泌を抑制するため、糖質コルチコイドが長期にわたって分泌されることで胃潰瘍を起こしやすくなる。ストレスを強く受けると胃が痛くなったり、消化が悪くなるのはこの作用に影響されています。
- 糖質コルチコイドは、様々なストレス刺激に対する抵抗力を高める作用を発揮しています。このホルモンが日常的に過剰に分泌され続けたり、ステロイド薬を長期間使用することは、免疫機能の低下、血糖値の上昇、脳の過活動などを起こすことにつながります。
電解質コルチコイドの作用(アルドステロン)
- 腎臓に作用し、Na+(ナトリウム)の再吸収とK+(カリウム)の排泄を促します。
- Na+(ナトリウム)の再吸収と同時に水分の再吸収も促しています。
副腎アンドロジェンの作用
DHEA(デヒドロエピアンドロジェン)は、体を男性化する作用を持っているが、ホルモンの作用としては精巣のホルモン(アンドロジェン、テストステロン)ほど活性は大きくない。
副腎のホルモン分泌異常
- 副腎皮質機能低下:アジソン病は、糖質および電解質コルチコイドの分泌低下により起こる疾患で、色素の沈着、低血圧、低血糖、心筋委縮、Na+の過剰排泄、K+の過剰吸収などが診られます。
- 副腎機能亢進:クッシング症候群は、糖質コルチコイドの過剰分泌によって起こり、フルムーンフェイス、体幹部分の肥満、タンパク量の減少、高血糖、高血圧、頻脈、情緒の乱れなどが診られます。
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更年期障害について
女性ホルモンの分泌量の変化とそれに伴う体の不調については、当院でもよく寄せられるご相談の一つです。40代や50代の女性(男性の方でも増えています)では、子宮や卵巣機能の変化からエストロゲンなど女性ホルモンの分泌量が減り、全身的な症状と変化を感じることがあります。
年齢を重ねるに連れて、体内にある卵子の数が減少し、卵巣から分泌されるエストロゲンのレベルが急激に低下する時期に更年期障害が起こりやすくなります。急激なエストロゲンレベルの変化が起こると、脳下垂体がそれを感知し、様々な反応を引き起こします。この急激なホルモンレベルの変化が更年期症状を起こしていると考えられています。
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【緊張性頭痛の症例】慢性の肩こりと頭痛、ホルモンバランスの乱れ
【神経痛の症例】 坐骨神経痛、太もも裏のしびれ、更年期の不調
更年期のつらい症状:よくあるご相談
- ホットフラッシュ(顔がほてったり、手が急に熱くなる、のぼせるなど)
- イライラ、不安、無気力など
- 生理痛が重たくなる、月経不順
- 体重の増加、体脂肪が増える
- めまい、ふらつき
- 耳鳴り、難聴 →耳鳴りと難聴について詳しくはこちらへ・・・
- 頭痛、頭が重たい →頭痛について詳しくはこちら・・・
- 疲れ、倦怠感
最後までお読みいただきありがとうございました。
内分泌機能とホルモンバランスの乱れ、内分泌障害による体調不良でお困り方、自然療法による改善を試してみたいという方は、お気軽にお問い合わせください。
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<神経・内分泌アプローチ> 施術料金
オーダーメイド・カイロプラクティック(機能神経学、アプライドキネシオロジーなど)
- 初回施術料 5,300円/50~60分(検査料と施術料込み)
- 2回目以降 施術料 5,800円/20~30分
*内臓整体、経絡治療、背骨の矯正、筋肉調整などを上記に含みます。
カイロプラクティック&近赤外線光線療法のダブルケア
- 初回施術料 7,400円/50~60分(検査料と施術料込み)
- 2回目以降 施術料 7,900円/30分
*甲状腺、副腎機能障害、更年期障害など、内分泌系が関わる訴えでお悩みについて、スーパーライザー、Rumix2などのLLLT(近赤外線光線療法)とカイロプラクティックの併用により、より早い回復を促進することを目的としています。 *病院での検査データ(MRI、X線画像、視覚・聴力検査、血液検査など)について お手元にある場合、施術の際に参考となりますので来院時にお持ちください。
WHO基準カイロプラクティック・内臓整体
内分泌・副腎・甲状腺・更年期なら
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