【症状ナビ・便秘解消】 便秘の症状・原因・治し方
便秘の症状、原因、治し方
サンスマイル八王子<便秘改善・腸活プログラム①>
このページのもくじ
- 内臓整体を始めたきっかけ/Our Story
- 便秘が関わる主な症状/当院のBEST10
- 便秘症になりやすい方の特徴
- 便秘の方に診られる生活習慣
- サンスマイル八王子の便秘ケア
- 便秘ケアの流れ
- 便秘の定義
- あなたも便秘予備軍かも!
- 子供(乳児・幼児)の便秘
- ホルモンバランスの乱れと便秘の関わり
便秘の不快な症状は大人だけでなく子供さんにもみられるつらいお悩みです。
便秘症は10代以降の女性に多く、現代におけるライフスタイルの変化から男性でもお悩みの方が増えています。お通じが何日もないのでお腹が張る、何日もトイレにいけないので気持ち悪くなる、ついつい下剤や便秘薬などのお薬やサプリに頼りがち、便秘になると吹き出物や肌荒れが出やすいなど、便秘と消化不良に関わるご相談についてこれまでに数多くお応えして参りました。
サンスマイル八王子WHO基準カイロプラクティックは、2010年の開業以来、腰痛・肩こり・頭痛などのご相談をはじめ、同時に便秘や胃痛・胸やけなどの消化器症状を訴える患者様より、様々なご相談をお聞きしてきました。つらい便秘の原因は生活習慣や栄養の問題だけでなく、背骨や骨盤の歪みによる自律神経の乱れ、そして内臓のゆがみ(解剖学的なズレ)と生理機能の乱れかもしれません。
便秘ケア(内臓整体)を始めたきっかけ/Our Story
2010年の開業当初は背骨や骨盤の矯正を行ない、筋骨格系の働きを整えることを中心にして、カイロプラクティックケアをご提供していました。開業から12年が経過し、本当に多くの患者様(5000名以上の方々)にご来院いただきました。その中で複雑な症例や原因のわからない症状などにも直面しながら、日々奮闘し、試行錯誤して臨床に取り組んできた経緯があります。
腰痛、肩こり、頭痛などでお悩みの方の多くは、便秘、冷え性、消化不良、慢性疲労、不眠、月経障害、更年期障害、耳鳴りなどの内科的な症状(いわゆる不定愁訴)と呼ばれる不調を同時に抱えているという共通点があることに気がつきました。
このように多岐にわたるご相談が年々増えており、我々カイロプラクターに期待される役割にも多様性を求められる時代になったことをひしひしと感じています。
便秘、不眠、疲れなど、現代人特有の心身の不調は、病院の血液検査や画像診断では異常や原因が見つからずに、その対処方法もはっきりしないことがほとんどです。
われわれ現代人が抱える複雑なお悩みにお応えするために、ヨーロッパや豪州では医療として国民に広く浸透している内臓マニピュレーションや内臓生体力学(Visceral biomechanics)をはじめ、米国で盛んなApplied Kinesiology(アプライド・キネシオロジー)、頭蓋仙骨療法、分子矯正医学(Orthomoleculer Nutirition)、中国医療の中心である中医学の経絡調整など、内科領域にまたがる学際領域と手技療法を数年間に渡り学んできました。
これらの最新テクニックを日々の臨床で用いたときに、胃腸や生殖器の働きが向上して便秘や生理痛を改善された方では、腰痛や頭痛など筋肉と関節の痛みも大幅に改善していく姿を目の当たりのしてきました。
こういった経験から、内臓マニピュレーションとカイロプラクティックケアとの融合による全く新しい形の施術(内臓整体)をご提供しています。
薬や手術に頼らず副作用のない自然療法で、内臓機能の向上や体質改善をお手伝いしています。
サンスマイル八王子で便秘ケア(内臓整体)によって改善された皆様より、便秘薬や下剤に頼らなくても済むようになった、毎日お通じがあるようになりとてもうれしい、便通が良くなって肌もきれいになった、便秘が良くなってから生理痛や腰痛もよくなったなどのうれしいお言葉を頂戴しています。つらい便秘で御悩みの方はお気軽にご相談ください。
便秘が関わる主な症状/当院のBEST10
- 毎日規則的な便の排泄がないまたは不規則
- お通じがないために感じる不快感、吐き気、または実際のおう吐
- 便秘による腰痛、背部痛、足のしびれなどの筋肉・関節・神経の症状
- 便秘による代謝の低下、吹き出物、肌荒れ、ニキビなど
- ガスが溜まる、おならが出やすい、腹部の膨満感など
- 精神不安定、イライラ、抑うつ、気持ちがスッキリしないなど感情の乱れ
- お腹の冷え、手足の冷え、腹部を中心とした血液循環の低下
- 便秘が続くと生理痛が重たくなる、月経不順が起こる
- 妊娠中の便秘によって起こる妊婦さんの腰痛、逆子、腹痛
- 頭痛、頭が重い、慢性疲労など
*これまでに当院にご来院された便秘でお悩みの方々より、これらの症状を伺うことが多いです。
便秘症になりやすい方の特徴
- 猫背になりやすい、食事中に背中を丸めている
- 骨盤や背骨の歪みが強い、内臓の下垂(胃下垂、腸下垂)
- 腹筋が弱い、食後にお腹が出やすい(ポッコリお腹)
- 歯や顎の問題がある、顎関節症など
- 体が冷えやすい、体温が低い、血液循環が低いなど
- 痔など排便時の痛みがある
- 思春期、妊娠中、更年期など、ホルモンバランスの乱れ
- お子さんの成長期:離乳食の時期、保育園入園・小学校入学の時期
- ストレスで緊張しやすい、肩や手に力が入りやすい
- 腹部の手術歴がある(帝王切開、虫垂炎、鼠径ヘルニア、卵巣のう腫など)
- 花粉症、アトピー、皮膚炎などアレルギーがある
- お肌のくすみ、しわ、吹き出物などが出やすい
便秘の方に診られる生活習慣
- 早食いしやすい。食べ物をよく噛まない(一口あたりの咀嚼が10回以下)
- 薬の副作用、便秘薬以外に複数の薬を飲んでいる
- 歯列矯正をしている、歯の治療を長期間している
- 食後すぐに横になる、食後に座っている
- 外食することが多く、自炊をしない
- 糖分、炭水化物、加工食品をよく摂る
- 水分摂取量が少ない、摂取するカフェインの量が多い
- 過食でついつい食べ過ぎてしまう
- 不溶性食物繊維の摂取が少ない
- デスクワークで座っている時間が長い
- 便意を我慢することが多い
- 運動不足(いつも車で移動、あまり歩かないなど)
- 不眠、睡眠障害:睡眠時間が短い、寝てもすっきりしない
サンスマイル八王子の便秘ケア(便秘・内臓整体)
便秘が関わる主な症状については、カイロプラクティックと内臓マニピュレーションを同時に行うことによって改善と予防をお手伝いしています。また、便秘症になりやすい方の特徴については、問診と検査によってその方の特徴を把握し、改善に向けたアドバイスを行っています。
下剤や便秘薬に必要以上に頼ることなく便秘に関わる症状を体質から改善するためには、背骨と内臓を中心とするズレとバランスの改善を行い、腸内環境を整えるために姿勢・運動・食事などの生活習慣を見直すことが大切です。
便秘症の方に対する評価方法
- 姿勢や骨格のゆがみを評価
- 自律神経の状態チェック
- 経絡の流れを評価
- 内臓の位置・動き・固さをチェック
- 関連筋の筋力チェック
- 食生活、栄養面の評価
- 運動習慣、咀嚼の評価など
*これらの評価方法を用いて、胃腸の働きと消化吸収のレベルを判断します。
便秘症の方に対する施術方法
- カイロプラクティック関節矯正(背骨のゆがみ、骨盤矯正)
- 頭蓋矯正(頭蓋骨、顔面骨の調整)
- 内臓マニピュレーション(胃、小腸、大腸など)
- 経絡の調整(消化機能に関わる経絡へのアプローチ)
- 反射点治療(リンパ、静脈、ストレスなどの反射区)
- LLLT温熱療法・自律神経調整
- 食生活、栄養面のカウンセリング
- 生活習慣の改善アドバイス(運動、咀嚼方法、睡眠など)
*一人ひとりの状態とご要望に合わせて、これらの手法を組み合わせて評価と施術をオーダーメイドでご提供します。初回は検査と施術で50分、2回目以降の施術は30分程度です。
便秘ケアの流れ
初回の流れ:調査票のご記入→問診→検査→説明→施術→アドバイス→今後の計画となっております。
お着替えはシャツ・短パンをご用意しています。動きやすい服装でお越し際には、そのままお受け頂けます。
施術ルームは、完全個室性のプライベート空間です。
便秘の定義
慢性便秘症の定義(ローマ基準Ⅳより)
「週に 3 回以上便が出ない人は腹部膨満感、腹痛や硬便による排便困難に悩むことが多く、排便時に 4 回に 1 回より多い頻度で排便困難感や残便感を感じる人は生活に支障が出るため、何らかの治療を要することが多い」
◆ 機能性便秘(functional constipation)の診断基準を引用。
◆ ローマ基準:便秘の診断基準として国際的に広く用いられており、疫学的データに基づいている。
この診断基準が優れている点は、単に排便回数が少ないだけでは便秘症と診断されず、排便困難感や残便感といった他の便秘症状を必要としていることです。その一方、排便回数が十分でも排便困難感や残便感などの便排出障害の症状が複数あれば、便秘症と診断されて便秘症に便排出障害も含まれている点です。
Curr Gastroenterol Rep. 2017
Update on Rome IV Criteria for Colorectal Disorders: Implications for Clinical Practice
機能的な便秘症の定義(Visceral biomechanicsより)
「便秘とは一日基準で直腸とS状結腸から完全に排便できないことであり、大腸の長さと太さを同じ状態で維持できないこと」
*カイロプラクティックでは体の機能を整えることにより、心身の不調を解消することを目指しています。大腸と直腸の働きを向上することが便秘症の解消には重要だと我々は捉えています。
あなたも便秘予備軍かも!
0歳から80代までの人で、便秘の有訴率が女性4.6%・男性2.5%で、20歳以上の女性では10.3%という高い比率になっています。病院に受診して治療を受けるよりも、市販の下剤や便秘薬などを服用している人が多く、さらに便秘については人に言いにくく、症状として自ら訴えないことが多いことから、便秘症状に苦しむ人はさらに多くなることが予測されます。
また、排便回数が少ないだけでなく、お通じの際に伴う症状(排便の困難さ、残便感など)も考慮すると、便秘予備軍の人は実際にはさらに多くなることが予想されます。
厚生労働省の調査データ:平成28年国民生活基礎調査
子供(乳児・幼児)の便秘
お子さんのお通じを回数が少なく、便秘症を気にされているお母さんが非常に増えています。子供の便秘症の背景には、成長段階での消化器官や腸内細菌環境の未発達による機能の不足があり、離乳食や食べ物の内容が影響しています。
乳幼児では、胃や十二指腸、胆のうから分泌される消化酵素が充分に分泌されず、その結果、消化不良や便秘を起こすことがあります。消化酵素はタンパク質で作られているため、原因としてはお子さんが普段口にしている食事にアミノ酸やたんぱく成分が少ないなどの理由が挙げられます。
胃腸の機能が十分でない小さい子供さんの場合には、胃や腸の変異や蠕動運動の不足、血流の低下とお腹の冷えなどがよく診られます。乳幼児では胃や腸の形状と機能レベルも大人とは大きくことなるため、それを踏まえた上で便秘の原因を探すことが大切です。
小学生や中学生など思春期のお子さんでは、トイレに行くことが恥ずかしくて便意を我慢したり、体型に関するセルフイメージから食事を抜いたりすることが排便リズムを乱すことがあります。女性では月経の始まりとともに体内のエストロゲン濃度の変化によって、大腸平滑筋の機能障害を起こしやすくなり、それが便秘につながることがあります。
サンスマイル八王子では、これまでに数多くのお子さん(0歳~乳幼児、小学生)がご来院されており、便秘や下痢を起こしやすい(過敏性大腸炎)など消化不良に関わるご相談を受けています。
カイロプラクティックによる背骨や骨盤の矯正および頭蓋調整を行うことで、成長期に偏りやすい自律神経の働きを正常に戻し、さらに内臓マニピュレーションと経絡調整による内臓機能の改善をお手伝いします。必要に応じて食事や栄養面のアドバイスも行います。お子さんの便秘や消化不良が気になる親御さんはお気軽にお問い合わせ下さい。
開腹手術後の小児便秘がカイロプラクティックケアで改善
2017年にアメリカ(イリノイ健康大学)のカイロプラクターが発表した、便秘の小児患者に関するカイロプラクティックの症例報告です。
「出生時から便秘を起こしていた7ヶ月齢の双子男子を対象に、4~5週間(2回/週の来院)のカイロプラクティックケアを行ない、介入期間の前後で主訴(便秘と鼓腸)と腸機能を比較した。
双子の小児患者はそれぞれ、鼠径ヘルニアと回腸穿孔の修復のための腹部手術を受けており、カイロプラクティックケア介入のときには術後の瘢痕化組織はすでに治癒していた。
カイロプラクティックケアには、最小限の力を用いた関節操作(頚椎、胸椎、骨盤)、筋筋膜リリース、筋マッサージ、腹部瘢痕化組織のリリース、足部の反射区刺激などを用いたところ、便通が定期的に訪れるようになり、腸機能の改善が見られた。」
J Chiropr Med. 2017
Chiropractic Management Using Multimodal Therapies on 2 Pediatric Patients With Constipation.
こちらの症例報告は、便秘を伴う小児患者のカイロプラクティックケアの成功した一例を示しています。便秘とそれに伴う鼓腸(膨満感、腹部の膨張)は、乳児や子供を含むすべての年齢層で見られる一般的な症状です。米国では6000万人以上が便秘を経験していると推定されており、小児便秘の罹患率は29%と推定されています(小児胃腸科医への訪問の25%が便秘の主訴を含んでいる)。便秘に悩む子供さんの治療には、親御さんが適切な選択肢を探ることがとても重要です。
子供さんの便秘解消のための非薬物的治療法として、腹部マッサージ、カイロプラクティック治療、リハビリテーション運動療法などの徒手療法があります。サンスマイル八王子でも便秘のお悩みをもった乳幼児の患者さんがこれまでたくさんご来院されており、多くのお子さんで施術によって腸機能の改善がみられています。
ホルモンバランスの乱れと便秘の関わり
10代の思春期には、エストロゲンの代謝異常(体内のホルモンレベルの変化)が腸の蠕動運動に影響するため、便秘になりやすい時期であると言われています。女性ホルモンの分泌量が変化すると、腸管の平滑筋の収縮が強くなり、蠕動運動が弱くなる傾向があります。これは、妊娠中の女性や更年期の時期でもホルモンの代謝異常によって便秘が起こりやすくなります。
エストロゲン(女性ホルモン)は親水性が高く、水を引き寄せて水分を保持する性質を持っています。大腸は便から水分の再吸収を行う働きを持っていますが、このエストロゲンが持つ作用によって水分輸送が増えて、結果的に腸内の便が硬くなることがあります。
肝臓の働きが低下していると、女性ホルモンの分解代謝がうまく機能せず、体内に留まるエストロゲンの量が増えることも考えられます。
更年期のホルモン補充療法を行っている方では、体内のエストロゲンレベルが上昇し、一時的に便秘や胃腸障害を起こすことがあります。こういった場合には、体質面から内分泌機能を整えて体内のホルモンバランスを正常化することが非常に大切です。Applied Kinesiology(アプライド・キネシオロジー)の内分泌アプローチ、中医学の経絡アプローチを行うことが効果的です。
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◆便秘の症例◆
【便秘の症例】便秘によるポッコリお腹、ウエストを引き締めたい
<内臓整体&カイロプラクティック> 施術料金
オーダーメイド・カイロプラクティック(アプライドキネシオロジー、頭蓋矯正など含む)
- 初回施術料 5,300円/50~60分(検査料と施術料込み)
- 2回目以降 施術料 5,800円/30分
*内臓整体、経絡治療、背骨の矯正、筋肉調整などを上記に含みます。
カイロプラクティック&中医学アプローチのダブルケア
- 初回施術料 7,400円/50~60分(検査料と施術料込み)
- 2回目以降 施術料 7,900円/30分
*便秘、胃痛、胸やけ、逆流性食道炎、冷え症、月経障害、生理の腰痛など、内臓機能の乱れと自律神経失調による不調でお悩みの際には、中医学を用いた経絡アプローチとカイロプラクティックの併用により、より早い回復の促進が期待できます。
*病院での検査データ(MRI、X線画像、血液検査など)について
お手元にある場合、施術の際に参考となりますので来院時にお持ちください。
WHO基準カイロプラクティック・内臓整体院
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