【症状ナビ】頚椎ヘルニア、手と腕のしびれなら
腕のしびれ、手のしびれでお困りの方へ
<椎間板ヘルニアによる神経痛>を早期回復!
現代のつらいお悩み、椎間板ヘルニア
椎間板ヘルニアによる痛みやしびれなどのお悩みは、適切なカイロプラクティックケアを受けることで改善する可能性が充分にあります。サンスマイル八王子のこれまでの臨床データからも、カイロプラクティックの施術後に腕や手の痛みやしびれから解放されて元気になられる患者様をたくさん目にしてきました。
当院では、背骨の歪み矯正、頭蓋矯正、IASTM筋膜リリース、内臓マニピュレーション、LLLT(近赤外線光線療法)、栄養療法、体幹トレーニングやストレッチなどのリハビリ指導を組み合わせて、神経痛や椎間板障害の回復を総合的にお手伝いいたします。
整形外科での内視鏡手術や切開手術に踏み切る前に、カイロプラクティックケアを一度お試しいただくことをオススメします。椎間板の状態や神経の炎症レベルを確認するために、MRIやレントゲン画像がお手元にある場合、初診時にご持参ください。
頚椎ヘルニアになりやすい人の特徴
- 座っていると無意識に背中を丸めている
- 肩や頭が体の前方に出ている
- 長時間のパソコン仕事、スマホの使用
- 長年にわたるデスクワーク
- 30代~50代位の男性
- 肘や手首を頭よりも高く上げることがめったにない
- 普段、運動をあまりしない
- 夜間は横向きになって寝ることが多い
- 仰向けで寝ると首をそりやすい
- 便秘、下痢など消化不良が起こりやすい
- カラダが固い
- 睡眠時間が短い、平均が6時間以下
椎間板は背骨を守るクッション
4本の脚で移動する四足動物と異なり、人間は二足で歩く数少ない動物です。この二足歩行が重力に適応するために背骨の生理的な弯曲がつくられたことで体のバランスが保たれ、手の自由度と脳の発達を得たことにより今日の我々の体やライフスタイルにたどり着きました。
重力に抗いながら体を真っすぐに保って歩くことは24個のある背骨に大きな力学的負荷を強いるとともに椎骨(背骨をつくる一つ一つの骨)にも日常的な負荷をかけています。椎骨と椎骨の間にはクッションとして機能する椎間板があり、背骨を曲げ伸ばしした際にはこの椎間板が力を吸収分散して背骨の柔軟性や支持性を維持する仕組みになっています。
椎間板はヒトの体のウィークポイント
椎間板ヘルニアになりやすい方では、背骨の柔軟性が低下しており、背骨の位置にもズレや不正列が見られることが多く、背骨を支持する筋肉(特に背骨を支えるインナーマッスル)が弱くなっていたり、筋力のアンバランスを示すことが多いです。これらの機能障害(運動神経や自律神経などの身体機能が低下すること)は、慢性的な不良姿勢(猫背)、前屈みでの座り仕事、運動不足による血流低下と可動域減少、睡眠不足などが背景にあります。正しい姿勢や作業動作を身につけることはもちろん、日中起きている間は座っていても立っていても椎間板には重力による負荷がかかるので、睡眠時間をしっかり確保して夜間に椎間板を重力から解放することは非常に大切です。
椎間板ヘルニアが起こりやすい場所は・・・
椎間板ヘルニアで発症頻度が高いのは、以下の2種類のヘルニアです。
- 頚椎ヘルニア
- 腰椎ヘルニア
腰椎:L5/S1間(第5神経根の障害)、L4/L5間(第4神経根の障害)
頚椎:C5/C6間(第6神経根の障害)、C6/C7間(第7神経根の障害)
が統計データでも臨床上でも多く見られます。
椎間板ヘルニアのよくある症状
- 頚椎ヘルニア:首を背中側に倒したり、患側(左右で痛みのある側)に倒すと肩や背中の痛み、手や腕のしびれが強くなる。患側の手のひらを頭の上に乗せる姿勢をすると症状が楽になる。
- 腰椎ヘルニア:体を前に屈めると痛みが悪化する。靴下を履く動作、顔を洗う姿勢、仰向けで膝を伸ばして脚を持ち上げるのがつらい。座っていると足にしびれを感じるが立ち上がると楽になる。咳やくしゃみをしたときに腹圧が高まって痛みが強く感じる。
頚椎は背骨の中でも最も可動性が大きい部分です。目や耳がある頭部を自由に動かすためには、頚部の柔軟性が強いられます。長時間のパソコン仕事をしていたり、極端な猫背姿勢の方の場合、首の土台となる背中や肩まわりの柔軟性が低下しています。これが原因となり、頚椎は必要以上に大きな動きが強いられてしまい、頚部の椎間板や関節に過度なストレスがかかる“背骨のウィークポイント”なのです。
腰椎は後縦靭帯(背骨の関節を支えている靭帯の一つ)がカバーする範囲が胸椎や頚椎よりも狭いため、解剖学的に椎間板が後方に突出しやすいと言われています。これは人間が二足歩行に適応するためには今後も進化が必要で未発達段階にあるとも解釈できます。
基本的には、椎間板は上下に圧縮される力に回旋力(ねじり、ひねりの動き)が加わったときに障害されやすいと言われています。前かがみになって体を捻る動作、車の運転席に座って後部座席の方へ振り向く動作などは椎間板損傷を起こすリスクがあります。
頚椎ヘルニアの症状
- 手、指、腕にしびれを感じる
- 首~肩まわりに痛みを感じる
- 背中、肩甲骨まわりにしびれ、張り感を感じる
- 痛みで上を向く動作ができない
- 徐々に指先に力がらんらくなり、握力が落ちてきた
- 腕や手の感覚が徐々に鈍くなってきた
- 腕を頭上に挙げておくと痛みが楽になる
- 頭を体の前にかがめると楽になる
- 長時間座っていると痛みが悪化する
- 枕の高さを低くすると痛みで眠れない
- 枕の高さを高くすると症状が楽になる
- くしゃみや咳をしたときにしびれが強くなる
椎間板損傷を改善するための栄養素
軟骨は何でできている?
軟骨は軟骨細胞、軟骨線維、軟骨基質からできており、コラーゲンやコンドロイチン硫酸などの栄養素が軟骨をつくるもとになっています。
軟骨細胞:あずき入りの「ようかん」で考えてみると、「ようかん」が基質で、あずきが軟骨細胞
軟骨線維:コラーゲン
軟骨基質:コンドロイチン硫酸
コラーゲンと軟骨
コラーゲンは、皮膚、血管、腱、歯など殆どの組織に存在する繊維状のタンパク質で、からだを構成する全タンパク質の約30%を占めています。全コラーゲン量の40%は皮膚に、20%は骨や軟骨に存在しており、その他血管や内臓など全身に広く分布しています。
コラーゲンを産生する主な細胞は、皮膚に存在する繊維芽細胞、軟骨に存在する軟骨細胞、骨を形成する骨芽細胞などです。コラーゲンはこれらの細胞から分泌されたのち、細胞の間を埋めて他の糖タンパク質とともに細胞間マトリクスを形成しています。
軟骨の線維体であるコラーゲンが、軟骨組織の支持を行い、軟骨細胞の働きの調節も行っています。つまり、コラーゲンが不足すると軟骨がもろくなり、組織が壊れやすくなったり、うすくなったりしやすくなります。コラーゲンを必要な材料として、充分に供給してあげることが軟骨の構造にはとても大切なのです。
コラーゲンを豊富に含む食材
コラーゲンを豊富に含む食品には、動物性食品と海洋性食品があります。動物性食品は、豚足、鶏の皮、手羽先、軟骨、牛スジ、牛テール、豚バラ肉など。牛、豚、鶏の骨を煮込んだスープにもコラーゲンが豊富に含まれています。
魚介類は、スッポン、フカヒレ、エイヒレ、魚の皮、うなぎ、なまこ、カレイ、エビ、くらげなど。スッポン鍋や中華料理などは、たっぷりコラーゲンを摂取できます。
その他の食材では、ゼラチン、ゼリー、プリン、杏仁豆腐など。ただし注意したいのは、コラーゲンを豊富に含む食品には高カロリーのものが多いので体重管理を気にされる方は摂りすぎに注意しましょう。
コラーゲン(軟骨の骨組み)は、どんな栄養素から作られるか?(正解を選んでください)
- タンパク質
- 鉄
- ビタミンC
- これらすべて
正解は4のこれらすべての栄養素がコラーゲンの材料となります。貧血で鉄不足、ストレスで活性酸素が出やすい方、炭水化物中心の食事でタンパク質が足りないなどの方では、軟骨損傷後の回復が遅れる可能性があります。椎間板ヘルニアや半月板損傷のお困りの方には、早期回復のために栄養療法による食べ方指導や栄養素の補充方法をお伝えいたします。
頚椎ヘルニアの方に<当院のカイロプラクティックケア>
- 頭部、頚部の筋バランス改善
- 頚椎、胸椎、骨盤、頭蓋の歪みを矯正
- 筋肉トリートメント(IASTM、Percussorなどの最新器具を導入)
- 神経系のリセット(感覚神経、運動神経、自律神経系の機能改善)
- LLLT(近赤外線光線療法)による血行促進、疼痛抑制
- 内臓マニピュレーションによる内臓のズレ調整
- 肩、肩甲骨、背骨の柔軟性の向上
- 正しい姿勢の指導、猫背の改善
- 運動指導(ストレッチ、体幹トレーニングなどのリハビリ)
- 正しい枕の使い方指導
- 食事栄養の指導
- 睡眠改善の指導
サンスマイル八王子カイロプラクティックでは、姿勢、関節の機能、運動神経、筋力バランス、栄養状態などを評価し、椎間板ヘルニアによるしびれ、痛みの原因を根本的に回復するお手伝いいたします。他所で良くならないケースや施術を薦められている場合にもお気軽にお問い合わせください。
頚椎ヘルニア治療<最新研究データ>
Journal of Manipulative & Physiological Therapeutics, Vol. 36 : Aug, 2013
Cynthia K.
2013年にヨーロッパのカイロプラクターと病院が協力し、頚椎ヘルニア患者のカイロプラクティック治療に関する追跡調査が実施されました。
MRIで確認された頚椎椎間板ヘルニア患者に対して、脊椎マニピュレーション(カイロプラクティック治療)を施した3カ月を調査したところ、カイロプラクティック治療が頚椎ヘルニア患者を大きく改善させるという報告が出されました。
(研究内容)
頚椎ヘルニア(椎間板ヘルニア)で、首の痛み、上肢の神経根症状(腕のしびれ、手の痛みなど)を患う平均44歳の患者50名を対象とする。最初の1カ月は3~5回/週、その後は症状が無くなるまで1~3回/週のカイロプラクティック治療を実施。患者は初回、2週間後、1ヶ月後、3ヶ月後に検査を受け、疼痛スケールと頚部障害指数で数値を計測。治療は、経験豊かなカイロプラクターがMRIで確認された治療箇所に脊椎マニピュレーション(関節の矯正)を施した。
(結果)
2週間後の検査で55.3%、1ヶ月後で68.9%、そして3ヶ月後には何と85.7%の患者さん達に症状の大きな改善を見られました。また、症状が悪化したという報告は1つもありませんでした。
我々が普段施術している椎間板ヘルニア、首の痛み、頭痛、腰痛なども、疼痛スケール(VAS)や頚部障害指数(もしくは腰部障害指数)で、患者さんの痛みを数値化し、理学検査データ(整形外科テスト、神経学検査など)と併せてカルテに記載しています。
検査のデータとは異なり、疼痛はあくまで主観的な数値です。
この研究では、まずMRIを用いて頚椎ヘルニアの存在(椎間板の突出、膨隆)をしっかり確認しています。痛みやしびれなどの症状部位と背骨の機能障害(カイロプラクティックで矯正する関節)が一致することで、客観的な診断の根拠を得てカイロプラクティック治療を実施できたということにもなります。
J Manipulative Physiol Ther. Mar-Apr 2016
Cynthia K Peterson
MRI画像で診断された頚椎・椎間板ヘルニア患者(104人)に対して、頚椎神経根注射(52人に神経根ブロック注射を実施)と脊椎マニピュレーション(52人に手技による関節矯正を実施)のいずれかを治療に用いてその改善効果を比較した研究です。
結果、脊椎マニピュレーションを実施した患者の86.5%および神経ブロックを実施した患者の49.0%で「症状と状態の改善」が報告されました(P = .0001)。亜急性および慢性の頚椎ヘルニア患者には、神経ブロックを実施した患者(37.5%)と比較して、脊椎マニピュレーションを実施した患者(78.3%)
において改善度合いが高く、統計的に有意差が認められました(P = .002)。
つまり、脊椎マニピュレーションを用いて治療された頚椎ヘルニアの亜急性・慢性患者は、神経ブロックによって治療された患者よりも「状態が改善」する可能性が高く、炎症の強い時期にあたる急性患者のみを比較した場合には両社の結果に優位差はなかったという結果が報告されています。
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