WHO基準カイロプラクターとは

WHO基準カイロプラクターとは

整体とカイロプラクティックの違い

WHO

医師や歯科医に国家資格があるように、カイロプラクティックにも国際的に認められている教育基準と学士号があります。 カイロプラクティックは世界35カ国以上で法制化されており、WHO(世界保健機関)にも正式に認可されているヘルスケアです。

WHOが認める基準を満たした正規のカイロプラクターになるためには、4~5年の大学教育課程を修了しなければなりません。その上で、CCE(世界カイロプラクティック機構)が定める試験に合格することがカイロプラクティックの臨床を始めるにあたり課される必須条件となります。

米国や欧米では「背骨のお医者さん」と言われるカイロプラクターは、多くの国で法制化され、その立場は準医師(日本でいう歯科医や獣医師さん)に相当します。

安全で安心して受けることが出来る効果的な施術を提供するためには、やはり大学での体系的な教育システムが必要となります。体や健康のことを扱う仕事ですから、知識と技術の習得にはこれくらいの期間を要するものだと私も思います。

カイロプラクターの臨床は思考錯誤と技術の向上を積み重ね、一つひとつの症例に真剣に向き合うやりがいのある仕事だと思います。整形外科や内科など病院のお医者さんとは異なり、カイロプラク ターは自分の手や体を主に用いることで検査評価や施術を行うため、技術の習得には身体訓練も非常に重要です。欧米で普及しているカイロプラクティックの最新テクニックでは、精密機器による理学 検査、超音波画像診断、血液検査、自律神経計測、運動神経評価なども行います。日本人が備える向 上心、繊細な技術の習得意欲は欧米のカイロプラクターに引けをとらない能力であると感じます。

カイロプラクティックは、自分自身でドクターとしての能力を日々向上していく情熱と根気が多いに求められる職業です。患者様から頼って頂けるドクターになるために、長い年月、多くの労力、学習資金を費やし、そのために自分の人生の大部分をかけてこの道を歩んで参りました。

たゆまぬ努力、つよい情熱、継続する力、相手への思いやり、奉仕する気持ち、未来を切り開く強い信念、社会を見る力、健全な心と体、強い知識欲、生命への好奇心、リーダーシップなど、私が必要だと思うカイロプラクターの性質です。

カイロプラクティック大学の勉強では人間の心と体、健康について体型的に全体像を学ぶことができます。基礎医学をベースに、機能を診る力を養い、手技による高度なスキルを習得する。

医科学の最新研究データを理解し、それを臨床に落とし込み、患者さんのケアに活かす能力、そして社会の変化にも精通していることが大切です。

デンマーク、メキシコ、アメリカでは、公立大学の医学部にカイロプラクティックの学科が併設されている学校もあります。とくに解剖学の実習(人体解剖)は医学部よりも長い講義時間の規定を設けられており、人体の構造と働きについて理解を深めることに非常に役立っています。

生物学、生化学、物理などの基礎科学科目から始まり、
人体の正常な仕組みを理解するための科目:解剖学、組織学、生理学、生体力学
異常や疾病のある状態を理解する科目:病理学、免疫学、薬理学
内科学、外科学、心理学、栄養学、運動学、公衆衛生学などを学びます。

カイロプラクティックの哲学、検査学、評価、テクニック、ヘルスケアを補完するために、運動療法、栄養学、心理学を学び、
最終学年では、付属のクリニックでインターンとして実際の臨床を行います。

カイロプラクティックの本場であるアメリカで行われた調査では、カイロプラクティック大学に入学した学生が100人いたときに、
カリキュラムを修め、大学を無事に卒業できる人は、75%~80%。
卒業して10年後までカイロプラクターという職業を続けていられる人は50%程度であるといいます。

これが意味するのは、正規のカイロプラクターになることが非常にたいへんな道のりだということです。知識、技術、人間的魅力、強い情熱を兼ね備えたものでなければ、カイロプラクターとして世の中に認めてもらうことを実現できないという現状があります。

サンスマイル八王子では、カイロプラクティック大学にて正規カリキュラムを修了し、卒後教育を継続しているカイロプラクターのみが施術にあたっております。安心・安全で効果の期待出来るヘルスケアをご提供するために、現在も積極的に新しいことを学び続け、日々技術と知識の向上に励んでいます。

カイロプラクティック専門大学 教育プログラムの一例

WHO基準カイロプラクターが学ぶ、教育プログラムの一例をご紹介します。

基礎科学・基礎医学

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1年目 2年目 3年目 4年目 合計時間
人体解剖学
組織学
神経解剖学
神経科学Ⅰ
生化学
生理学
病理学
検査診断学
微生物学
神経科学Ⅱ
栄養学
免疫学
検査診断学
毒物学
臨床栄養学
公衆衛生学
1,156時間

臨床医学

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1年目 2年目 3年目 4年目 合計時間
X線解剖学
生物物理学
診断学概論
骨病理学
病理X線学
X線計測学
整形外科学・
リウマチ学
神経診断学
症候学
鑑別診断学
放射線技術
外傷学
臨床心理学
救急方法
小児科学
婦人科学
老人科学
特殊X線撮影
807時間

カイロプラクティック科学

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1年目 2年目 3年目 4年目 合計時間
カイロプラクティック
原理Ⅰ
基礎生体力学
カイロプラクティック
テクニックⅠ
カイロプラクティック
原理Ⅱ
カイロプラクティック
テクニックⅡ
脊椎力学
カイロプラクティック
原理Ⅲ
臨床生体力学
カイロプラクティック
テクニック
カイロプラクティック
療法
インテグレート・
カイロプラクティック学
法律
1,252時間

臨床実習

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1年目 2年目 3年目 4年目 合計時間
検査学Ⅰ 検査学Ⅱ 検査学Ⅲ
インターン実習
インターン実習
補助療法
臨床検査学
臨床X線学
X線読影
1,470時間

研究

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1年目 2年目 3年目 4年目 合計時間
 –   –  生物測定学 研究論文 32時間

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分類 1年目 2年目 3年目 4年目 合計時間
基礎科学
基礎医学
人体解剖学
組織学
神経解剖学
神経科学Ⅰ
生化学
生理学
病理学
検査診断学
微生物学
神経科学Ⅱ
栄養学
免疫学
検査診断学
毒物学
臨床栄養学
公衆衛生学
1,156時間
臨床医学 X線解剖学
生物物理学
診断学概論
骨病理学
病理X線学
X線計測学
整形外科学・
リウマチ学
神経診断学
症候学
鑑別診断学
放射線技術
外傷学
臨床心理学
救急方法
小児科学
婦人科学
老人科学
特殊X線撮影
807時間
カイロ
プラクティック
科学
カイロプラクティック
原理Ⅰ
基礎生体力学
カイロプラクティック
テクニックⅠ
カイロプラクティック
原理Ⅱ
カイロプラクティック
テクニックⅡ
脊椎力学
カイロプラクティック
原理Ⅲ
臨床生体力学
カイロプラクティック
テクニック
カイロプラクティック
療法
インテグレート・
カイロプラクティック学
法律
1,252時間
臨床実習 検査学Ⅰ 検査学Ⅱ 検査学Ⅲ
インターン実習
インターン実習
補助療法
臨床検査学
臨床X線学
X線読影
1,470時間
研究     生物測定学 研究論文 32時間

4年間の教育合計実習

4,465時間