症例報告

症例報告

【妊婦さんの症例】 腰痛・頭痛・便秘と逆子(さかご)

逆子(骨盤位)で来院

妊娠してからずっと逆子なので不安

帝王切開の準備を進めていた

妊婦さんの腰痛、便秘、頭痛

立川市在住 30代女性 医療関係

 

逆子の胎児と妊婦さん

 

 

【初回時の訴えとお悩み】

  • 妊娠6カ月目で来院
  • 妊娠してからずっと逆子(骨盤位)のままでお腹が妊娠中期を迎えている
  • 腰痛、こめかみ付近の頭痛を感じており、便秘も妊娠前からの悩み
  • 妊娠前に風邪をこじらせて気管支炎になったことがあり、その後は咳喘息になった
  • 産婦人科の健診ではエコーで診ると赤ちゃんの頭部が上方にあるため、帝王切開する可能性が高いのでその準備を進めている
  • 家の近所にある整体の骨盤矯正を受けたが腰痛がまだ続いている
  • 八王子にいる知人の助産師さんに紹介されて来院

 

逆子の妊婦さん、マタニティ腰痛

 

 

【問診と検査】

  • 姿勢:右骨盤が高い、左肩を前方に巻き込み
  • バイタル:呼吸が浅く、頻脈
  • 視診:みぞおちのあたりが膨らんでいる。通常、妊婦さんはおへそから下で最も膨らみがあることが多く、逆子の妊婦さんではみぞおち付近が膨らむ傾向があります。
  • 可動域:肋椎関節、胸椎の柔軟性低下、特に横に体を倒す動きが苦手で硬い
  • 筋肉:左横隔膜の緊張、左三角筋・前裾筋の緊張
  • 筋力:左三角筋上部低下、右大腿筋膜張筋の低下、右殿筋の低下
  • 関節:上部胸椎、下部胸椎、腰椎、右仙腸関節の可動制限
  • 頭蓋:側頭骨、後頭骨のズレ
  • 経絡と内臓:回盲弁の陽性、心包経の低下、肺経の亢進
  • 触診:腹部の張り感、臍よりも上部で膨らみと硬さを触診

妊娠中のお腹のふくらみと腰痛

 

 

【施術】

  • 座位で骨盤矯正と胸椎の矯正、仰向けで頭蓋矯正、横向きで肋骨と腰椎の矯正
  • 経絡治療:リンパ反射、静脈反射、心包経の促進、肺経の抑制
  • 内臓マニピュレーション:回盲弁アプローチ
  • 横隔膜・前裾筋のリリース、三角筋・大殿筋の促通(反射点治療、起始停止テクニック)
  • 食事と食べ方のアドバイス

【施術のご感想】

  • 初めて施術をしていただいてから2日後に、今までにないくらい赤ちゃんがぐるぐるとお腹の中で動きまわるのを感じました。その後、婦人科でエコー検査をしてところ、逆子(さかご)がなおって赤ちゃんの頭が下に来ていることがわかりました。
  • 以前は家の近所の整体を受けたことがあったのですが、腰痛がなかなかよくなりませんでしたが、こちらでカイロプラクティックの施術をお願いしてからは、腰痛と頭痛がなくなり、お通じもすごく良くなって一日に2回ほどトイレに行ける日もあり、体調がとても良くなりました。
  • 施術を受けるようになり、私の身体が柔軟になったせいか、以前よりも赤ちゃんがお腹のなかでよく動くようになり、元気になったみたいです。6カ月のときも低体重と言われていましたが、カイロプラクティックを受けてから成長が良くなったようで、出産のときには標準体重で生まれてくれました。

妊婦さん マタニティ整体 八王子 日野 多摩 相模原

 

 

【担当コメント】

妊娠中の逆子ケアでご来院されたケースです。妊娠中の腰痛、頭痛、便秘、冷え性、喘息のせきなども訴えており、全般的に身体の調子が良くないということでカイロプラクティックの施術を行いました。

 

当院にこれまでに逆子(骨盤位)を訴えてご来院された方の多くが施術後にお母さんの体が軽くなり、逆子が解消されています。逆子(さかご)は、医学的にははっきりした原因が見つからないため、ヨガやマタニティーエクササイズなどの運動を行なって自主的に身体を整えてもらおうというのが一般的な産婦人科の対応として耳にします。

 

妊娠中の妊婦さん ストレッチで腰痛予防

 

仮に逆子のまま臨月を迎えてしまうと、赤ちゃんがスムーズに分娩されずに母子ともに大きな危険を伴うため、前もって帝王切開の準備を進めていくことがほとんどです。通常分娩で出産したいという逆子でお悩みのお母さんには、まずはご自身の体調をしっかり整えてから、臨月を不安なく迎えていただきたいという思いがあります。

 

これまでの施術経験から、お腹の中での赤ちゃんが逆子(さかご)になりやすいのは、母体の柔軟性低下、腹腔内が狭くなっている、母子ともに緊張しやすい、背骨の弯曲が大きいまたは少ないなどの傾向があります。子宮筋腫や子宮奇形があると胎児の自己回転が妨げられると言われています。

 

妊娠中の胎児の位置と骨盤

 

便秘、胃腸の不調、ガスの滞留は腹腔内のスペースを占拠し、赤ちゃんの居場所を狭くしている可能性が高くすると考えています。アレルギー性の喘息や風邪の後遺症などで咳を繰り返していると、横隔膜や腹筋が過度に緊張して、上から赤ちゃんが動くスペースを圧迫する可能性が高くなります。今回は便秘、ガス滞留、肺まわりの柔軟性低下が重なり、お腹の中の赤ちゃんには大きな負荷をかけてしまっていたようです。

 

便秘の大腸

 

逆子が治まって赤ちゃんが正しい位置に治まることができると、妊娠中のお母さんの体調もとても良くなることをこれまでにたくさん経験しています。お母さんの背骨、お腹のまわりの筋肉(横隔膜、腹筋、背筋)、お腹の中にある臓器(小腸、大腸、子宮、膀胱など)などの柔軟性が低下したり、中身が多く詰まった状態では、赤ちゃんが羊水の中で自由に動き回ることができなくなり、それが逆子などの肢位の異常、成長不全の要因となることが考えられます。

 

内臓マニピュレーション サンスマイル八王子

 

幸せで健康な出産を迎えていただくために、妊娠中(理想的には妊娠前から)はカイロプラクティックの施術により背骨や内臓の働きを健全な状態に保ち、過度な負担が赤ちゃんにも及ばないように身体の変化に対応していただきたいと覆います。

 

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サンスマイル八王子

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