【妊婦さんの症例】妊娠7ヵ月、坐骨神経痛で来院
坐骨神経痛で来院
前に屈むと左殿部~ふくらはぎにかけて鈍い痛みが走る
妊娠7か月、2人目の出産を控える
30代女性 保育士 立川市在住
【痛みと状態】
- 2週間前に屈んだ瞬間にピキッと骨盤付近に痛みが走った
- それからは屈んだり、座っていると左臀部~ふくらはぎにかけて鈍い痛みを感じる
- 最近は歩くと左膝や腰も痛くなってきたので生活がつらくなってきた
- 1人目を妊娠中にも同じような痛みを感じたが、その時は1週間経ったら良くなった
- 今回は2週間経っても症状に改善がみられないので、マタニティケアができる整体を立川、八王子近辺で探していた
- 整形外科では坐骨神経痛だと診断されたが妊婦なので何もできないと言われた
【検査と施術】
- 歩行は左に体重を掛けないように右に揺れながら歩いている
- 腰椎の前弯が強く、腰椎の可動性が減少している
- 梨状筋テストで愁訴が誘発
- 頭蓋と骨盤の歪みが強い
- 左梨状筋、左ハムストリングの過緊張と硬結
- 腹筋群、左中殿筋、内転筋の筋力低下
- 頭蓋-仙骨療法
- 梨状筋、ハムストリングの硬結を押圧
- 腰椎の矯正とモビリゼーション
- 骨盤底筋のエクササイズをアドバイス
【施術後の感想】
- こんなにすぐ良くなるなら2週間も我慢せずに早く施術を受けに来れば良かった!
- 歩くのも大変でしたが、今では仕事をしても問題なく過ごせていることに驚きです!
【担当コメント】
初診時は坐骨神経痛で歩くのが大変お辛そうな状態でした。妊娠後期になると出産に向けて骨盤が少しずつ開いていきます。これは女性ホルモンの影響で、妊娠後期においては正常な反応です。しかし、妊娠前から骨盤の歪みが強い方や慢性腰痛などを抱えていた場合は、骨盤の開きに身体が適応できずに、坐骨神経痛を引き起こすことがよくあります。
女性ホルモンのリラキシンは靭帯を弛緩させる作用があるため、骨盤周囲の強固な靭帯は弛緩し、産道を広げるために骨盤が開いていきます。この時、身体がうまく適応できれば、不安定な骨盤を周囲の筋肉で支えることができるのですが、骨盤部に歪みがあると周囲の筋肉を異常に緊張させて骨盤を支えようとします。この異常な緊張を引き起こす筋肉が梨状筋と呼ばれる、坐骨神経の上を走行している筋肉です。

カイロプラクティックの施術は、背骨や骨盤の歪みの矯正と梨状筋の異常な緊張をリリースすることで運動神経の働きを正常化させることを目的に行いました。3回の施術で真っすぐ歩けるようになって坐骨神経痛は消失しました。
出産に向けて骨盤がより開いていくことを考えると腹筋や殿筋、骨盤底筋などの骨盤を支える筋肉が働きやすい状態を維持していくことが必要です。妊娠8カ月から出産の2週間前までメンテナンスケアを行いました。その後、無事にご出産をされたと嬉しい報告を受けたので良かったです。
サンスマイル八王子では妊娠中の痛み、しびれ、コリなどの症状の改善や安産に向けたお身体のケアをしっかりサポート致します。マタニティーケアは安定期から行えますので、ご相談ください。
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