【神経痛の症例】 大腿神経痛、太もものしびれ、慢性の便秘
大腿神経痛、左太もも前面のしびれ
股関節を曲げると太ももが痛い
内臓下垂と便秘が原因
八王子市在住 40代女性 事務職
【初回時の訴えとお悩み】
- 1カ月くらい前から太もも前面にしびれを感じている
- しゃがむときや歩いているとビリっとした痛みが走る
- 大股で歩くときに左足が後ろに来ると太ももの痛みが強くなる
- 慢性の便秘で食後にポッコリとお腹が出てくる
- 普段の仕事は座っていることが多い
- 八王子、多摩、日野周辺の内臓整体、神経痛治療院を探して来院
【問診と検査】
- 歩行:太ももの痛みをかばって、左右で歩幅が違う。左足で地面をける力が弱い
- 姿勢:神経痛のせいか、右足に体重が強くかかっている、骨盤の左側が上がっている
- 神経学検査:左太もも前面(大腿神経領域)で知覚低下
- 筋力検査:左大殿筋・大腿四頭筋の筋力低下、腹直筋・腹斜筋の筋力低下
- 可動域:左股関節の伸展動作で神経痛が誘発される、股関節の内旋制限
- 筋肉:大腰筋、腸骨筋の筋緊張
- 関節:右仙腸関節と左股関節の可動制限、第4腰椎と第10胸椎のゆがみ
- 内臓:結腸のズレと下垂、横行結腸と下行結腸で便の滞留、腹部の冷え
【施術】
- 骨盤矯正、股関節のモビリゼーション、胸椎・腰椎のアジャストメント
- LLLTによる腸腰筋のリリース、腹腔神経節の照射
- 大殿筋、腹直筋に関わる経絡治療(リンパ反射、静脈反射、ストレス反射のリリース)
- 頭蓋矯正:側頭骨、後頭骨
- 結腸の内臓マニピュレーションと便秘ケア
- 食事指導、腹部の筋肉強化のための体操指導
【施術のご感想】
- 太ももの痛みは施術を重ねるごとに良くなり、いまはしびれもなくなって以前のように自由に歩き回れるようになったことがとても嬉しいです
- 長年にわたって便秘にも悩んでいましたが、内臓整体をしていただくと翌日はお通じが良くなります。以前よりもトイレに行ける回数も増え、お肌の調子や体調が良くなりました。
【担当コメント】
左太ももの神経痛と慢性の便秘を訴えてご来院されたケースです。
神経痛は歩行や日常動作を制限するばかりか、痛み信号の慢性化による筋肉の委縮(筋肉が弱く細くなっていくこと)を生じることがあるつらいお悩みです。また、サンスマイル八王子では便秘解消のための内臓整体も行っているため、これまでにも便秘や消化不良でお悩みの方がたくさんご来院されています。
姿勢検査や触診をしてみると内臓の下垂(胃下垂、腸下垂)と腸の蠕動運動の低下が診られ、それが原因となり股関節を曲げる筋肉(腸腰筋)の緊張が起こり、大腿神経が圧迫されて神経痛が出ていた疑いがあります。
今回は内臓下垂のズレ調整、腸の自動性・可動性の向上のための内臓矯正を行い、同時に腸の働きと股関節に関連する骨盤と背骨の矯正を行いました。
また、LLLTによる深部温熱作用で結腸と腸腰筋の血行促進を行い、同時に腹部の自律神経照射を行いました。腰椎と骨盤の矯正を行い、アプライドキネシオロジーの経絡反射アプローチを行ったことで大殿筋と腹筋の筋力が回復され、股関節まわりのアンバランスが整い、足かばった歩き方が補正され、歩幅も左右で均一になっていました。
大腿神経痛の原因としては、太ももの前面の筋肉をよく使うスポーツ競技(自転車、競輪、ウエイトリフティング、水泳、サッカーなど)、慢性の便秘症、内臓の下垂、骨盤の歪みなどがあります。
今回は便秘解消ケアと腹筋運動の指導などのリハビリと食事指導も行うことが必要だったため、ご自宅でもお腹まわりの体操を続けていただきました。施術回数の目安としては、状態と体質によって個人差がありますが、神経痛と便秘の解消のために5~10 回の来院が必要になるかと思います。
内臓下垂の予防のためには、食後のウォーキング(15~20分程度が目安)、食事内容、食事中の姿勢を意識していただき、定期的な骨盤と背骨の歪み矯正、腹筋まわりのリハビリ強化を続けていただけたらと思います。
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【60歳代の腰痛症例】左殿部~ふくらはぎの痛み、梨状筋症候群
【神経痛の症例】 坐骨神経痛、太もも裏のしびれ、更年期の不調
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