【膝痛の症例】 腸脛靭帯炎、ランナー膝、足の歪み
腸脛靭帯炎、ランナー膝
右膝の痛み、スネの痛みで来院
足の歪みによる膝関節痛
八王子市在住 30代女性 会社員
【初回時の訴えとお悩み】
- 一か月前から右膝の外側に痛みを感じている
- ランニング後に痛みを感じており、今では歩くときにも膝の痛みを感じる
- 膝の痛みがあるので、いまは深くしゃがむことができない
- 膝が痛くなる数週間前にランニングシューズを変えたので、ランニングフォームが変わったと感じている
- 膝の痛みの後に無理をしていたら、スネのあたりにも痛みを感じるようになった
- 整骨院に通ってマッサージと電気治療を数回受けていた
- 多摩市の知人に勧められてサンスマイル八王子に来院
【問診と検査】
- 歩行:右足の痛みをかばって、逆の足に重心を強くかけて歩いている
- 左足の前足部外反があり、内側アーチが高くなっている
- 整形外科検査:ノーブルの圧迫検査(腸脛靭帯炎もしくは腸脛靭帯の摩擦症候群の評価)で陽性。パテラタップ検査、膝蓋骨圧迫検査では陰性で膝蓋軟骨損傷と滑液包炎の所見はなし。ドロアーテスト、アプリーテストで、十字靭帯や半月板の所見もなし。
- 関節の可動域:股関節の伸展+内転で膝の痛みの誘発、股関節の外旋制限
- 横足根関節の内反制限、距骨下関節の外反制限、右仙腸関節の伸展制限
- 筋力検査:右の長内転筋・縫工筋の筋力低下、右の腰方形筋の筋力低下。左右の腸腰筋の筋力低下。
- 筋肉:左大腿筋膜張筋のトリガーポイント(緊張と圧痛があり、筋肉を伸ばすと痛みが誘発される)、前脛骨筋(すねの筋肉)の筋緊張とトリガーポイント
- バランス検査:かかと立ちでバランス検査を行うと、左右ともに2秒ほどで足がグラグラする
- 関節のゆがみ:股関節、骨盤、足の関節(距骨下関節、横足根関節)、頚椎、腰椎に歪みとズレ

【施術】
- 股関節、骨盤、足の関節(距骨下関節、横足根関節)、頚椎、腰椎の関節矯正、骨盤矯正
- 右大腿筋膜張筋・前脛骨筋の筋膜リリース、トリガーポイント治療
- LLLT(Super lizer、Cold laser)とIASTMを用いた腸脛靭帯の腱・癒着リリース
- Percussorによる下肢の血液リンパ循環促進
- 腸脛靭帯、前脛骨筋のセルフストレッチ、セルフ筋肉リリースを指導(ストレッチポール、ロールグリッドを使用)
- 体幹トレーニング指導(腹直筋、腰方形筋、腸腰筋)
- 足の関節を柔軟にするためにエクササイズ指導
【施術のご感想】
- 膝の痛みで悩んでいたときに、ランニング仲間に相談したところ、サンスマイル八王子さんに行ってみてはと紹介され、施術をお願いしました。
- てきぱきと検査をしてくださり、悪い所をていねいに治療して頂き、通院を重ねるうちに膝の痛みはすっかりなくなりました。カイロプラクティックを受けた後は足や膝のまわりがすーと楽になります。足の歪みが原因で膝の痛みが出ていたことを教えていただき、びっくりしました。
- 以前よりもランニングフォームが良くなったお陰か、長い距離を走ることができるようになり、目標だった駅伝にも出場することができました。
【担当コメント】
右膝の痛み、スネの痛み、ランニングフォームの乱れなどを訴えてご来院されたケースです。
右膝の痛みの原因としては、腸脛靭帯の炎症(大腿筋膜張筋が脛骨に付着する腱の部分)が疑われました。腸脛靭帯炎の確定には、エコー検査や整形外科検査などが一般的で、今回のように患部の圧迫と同時に膝の伸ばす動作で痛みを誘発する“ノーブル圧迫検査”の結果を参考にすることが多いです。
また、股関節と伸展内転して、太ももの外側をストレッチすると膝から太ももの外側に痛みを誘発することも多く、ひとによっては深くしゃがむときに痛みを感じる方もいます。
今回のように足の変形、足のゆがみ、足底アーチの変化によって、下肢の骨格バランスが乱れて、それが腸脛靭帯炎、股関節の痛み、足底筋膜炎、外反母趾などの原因となることがよくあります。
サンスマイル八王子には、これまでにも数百例に及ぶランニング障害でお悩みの方がご来院されていますが、これまでの経験より膝、股関節の痛み、腰痛の原因として足のアーチの変化と歪みを伴っていることがほとんどのケースで確認されています。身体の土台である足や膝には、ランニング時には体重の5~6倍の衝撃が加わると言われています。体重50kgの人であれば、300kg近い衝撃が毎回足に加わっていることになり、足の歪みや骨格のズレがあるときにはこれの負荷がさらに増えることが想定されます。

膝の痛みの直接的な原因は、大腿筋膜張筋の炎症(腸脛靭帯炎)ですが、根本的には足の歪みや下肢全体の運動パターンの乱れが隠れています。スポーツ整体・カイロプラクティックの分野では、こういった体の歪みと運動パターンの関連を細かく評価し、その上で痛みの根本的な解決を目指すお手伝いを行っています。
腸脛靭帯炎などの結合組織の癒着が起こる他の要因としては、骨盤まわりなど体幹の支持性の低下、ランニングフォームの乱れ、下肢の筋疲労と血液循環の低下などが挙げられます。
腸径靭帯炎になりやすい方の特徴としては、サッカー、カラテ、ランニング、陸上競技、自転車・ロードレース、テニス、トレイルランなどのスポーツを日常的に行っている人、膝の曲げ伸ばしを反復的に繰り返す作業を日常的に行う方などが挙げられます。
サンスマイル八王子では、カイロプラクティック関節矯正、LLLT(近赤外線光線療法)、IASTMツール、Percussor&DMSマシン、運動パターンのリハビリ、経絡治療、血液リンパドレナージュなどのテクニックを用いて、総合的なアプローチを行います。まずは関節の歪みをしっかり矯正し、運動神経のパターンを正常にリセットし、さらに繰り返しの反復動作で疲労し緊張した筋肉を緩和し、弱くなった筋肉を強化していくことがとても大切です。
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<膝関節 ケア> 施術料金
オーダーメイド・カイロプラクティック(スポーツ整体、リハビリ指導を含む)
- 初回施術料 5,300円/50~60分(検査料と施術料込み)
- 2回目以降 施術料 5,800円/20~30分
*運動療法とリハビリ、スポーツ整体、経絡治療、背骨の矯正、筋肉調整などを上記に含みます。
カイロプラクティック&近赤外線光線療法のダブルケア
- 初回施術料 7,400円/50~60分(検査料と施術料込み)
- 2回目以降 施術料 7,900円/30分
*膝の痛み、膝関節症、半月板損傷、腸脛靭帯炎、鵞足炎(がそくえん)、オスグッドシュラター、前十字靱帯損傷に関わる膝の障害でお悩みの方で早期解決を希望される方には、ダブルケアをオススメします。
スーパーライザー、Rumix2などのLLLT(近赤外線光線療法)とカイロプラクティックの併用により、より早い回復を促進することを目的としています。
*病院での検査データ(MRI、X線画像、視覚・聴力検査、血液検査など)について
お手元にある場合、施術の際に参考となりますので来院時にお持ちください。
子供・学生/施術料金
初回 4800円(検査料、施術料などすべて込み)
初回は検査・説明を入れ、40分~50分が目安となります。
2回目以降の料金
- 乳児~小学生以下 \4,100
- 中学生・高校生 \4,600
*お子様・学生の皆さまは、2回目以降は20分前後/回の時間目安です。
*運動療法・リハビリをご希望の際にも上記学生料金にてご利用いただけます。
近赤外線光線療法 料金
1,050~2,100円/回(カイロ施術と同時に受けた場合)
WHO基準カイロプラクティック
サンスマイル八王子
東京都八王子市子安町1-26-14-102
JR中央線・横浜線・八高線、八王子駅南口より徒歩4分
京王八王子駅より徒歩10分
高尾、西八王子、八王子みなみ野、あきる野、立川、日野、橋本、相模原からも口コミ来院多数
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