症例報告

症例報告

【胸やけの症例】食後に胸の痛み 夜中に腹痛で眠れない

1年前から食後に胸の痛みがある

夜中にお腹が痛くて眠れない

逆流性食道炎と診断を受けている

40代女性 公務員

逆流性食道炎 食欲不振

 

 

初回時の訴えとお悩み

  • 1年程前から食後に胸の痛みを感じるようになった
  • 夜中にみぞおち辺りが痛くて眠れないことが多い
  • ゲップがひどく、食後に胸やけもする
  • 3ヵ月前に消化器内科で逆流性食道炎と診断を受けている
  • 以前から便秘がひどく、膨満感や残便感もある
  • パンなど小麦粉を使った料理を頻繁に食べる

腹痛 胃もたれ

 

検査

  • 姿勢:背中が丸まり、猫背になっている
  • 背骨、椎間板の動きが固く、水分代謝が低下している
  • 横隔膜、食道、大腸の可動性が低下
  • 食道に関わる棘上筋、免疫に関わる棘下筋、大腸に関わる大腿筋膜張筋の筋力低下
  • 腎経の働きが低下

食道 胃もたれ

 

 

施術

  • 背骨に対してアジャストメントとLLLT(近赤外線療法)
  • 免疫に関わる胸腺、大腸の反射点を刺激
  • 横隔膜、食道、大腸の内臓マニピュレーション
  • 背骨と横隔膜のストレッチをアドバイス
  • 免疫と小麦製品の関連性を説明
  • 椎間版と便秘と水の関係性を説明

食道 内臓マニピュレーション

 

 

施術のご感想

  • 施術を受けた次の日から食後に感じていた胸の痛みが消え、夜中もお腹の痛みが無く、ぐっすり眠れるようになりました。すぐに効果が出て驚いています。
  • シュウマイなど油っこいものを多く食べた翌日は胸の痛みや胸やけを感じたが、食べなくなると治まることに気づきました
  • 小麦が胸の痛みや便秘に関わることが分かり、出来るだけ控えるようになったら胸の痛みを感じることもなくなり、毎日排便ができるようになった。

逆流性食道炎 胃酸逆流

 

 

担当コメント

胸の痛みとみぞおち周辺の痛みを訴え来院されました。消化器内科では逆流性食道炎と診断を受けているケースです。

逆流性食道炎でお困りの方では食後に胸の痛みや睡眠中にみぞおち周辺が痛み、眠れないという方が多くいます。

これらの症状の原因は食道の炎症や迷走神経の異常によるものと考えられていますが、経験上、カイロプラクティック施術と内臓マニピュレーションを行うことで改善する場合が多いです。

 

検査からみえたお体の状態としては、姿勢が猫背になり、食道と胃が圧迫されていたため、横隔膜や食道、胃の可動性が減少していました。また背骨や椎間板の可動性が減少していたこと、ひどい便秘で腸の動きが固くなっていることから水分代謝の低下が疑われました。さらに免疫に関わる胸腺、食道、大腸の関連筋に機能異常がみられたことから、逆流性食道炎と便秘の背景に免疫の機能異常が関係していると考えられました。

 

施術はまず背骨の歪み矯正とLLLT(近赤外線療法)を行い、背骨、椎間板の可動性の向上と血液循環を促していきました。さらに横隔膜、食道、胃、大腸に内臓マニピュレーションを行いました。逆流性食道炎になっている方の食道は固く縮こまっている場合がほとんどです。また食道は背骨に隣接しているため、背骨が丸まると食道も縮こまる傾向にあります。このような傾向からも猫背と逆流性食道炎は相関すると考えています。背骨と食道の両方を矯正することが胸の痛みや胸やけ、呑酸の早期改善に重要です。

そして逆流性食道炎や便秘でお困りの方に多いのが、食べ物が合わないことによる食道、胃、小腸、大腸の機能低下です。

特に多いのが小麦製品を頻繁に摂取していることが原因となり、アレルギー反応など免疫異常に伴う炎症が食道や胃腸の機能低下を引き起こすケースです。

農林水産省の2019年グルテンフリーの市場調査によると、小麦、大麦、ライ麦に含まれるたんぱく質(グルテン)の摂取により、一部の人に健康被害が生じることがあると記載されています。

小麦アレルギー:小麦に含まれるたんぱく質に反応する即時型アレルギー。息苦しさや意識障害を引き起こす

セリアック病:グルテンが原因となる小腸の炎症性疾患。栄養素の吸収障害により栄養障害等を引き起こす

グルテン過敏症:遅延型の消火器系疾患。腹部の膨満感、下痢、頭痛、疲労等を引き起こす

欧米ではセリアック病と診断される患者数は約100人に1人いると推定されています。日本でも小麦の摂取量の増加に伴い、グルテンによる体調不調が増える可能性が指摘されています。主な治療法としてはグルテン除去食を2週間程度行うと症状の改善がみられることが知られています。

 

小麦 パン パスタ

 

 

当院に来院されている患者様でも内臓の不調を訴える方は小麦製品を摂取する頻度が多い傾向にあります。

今回のケースでも試しに2週間、小麦製品を控えてもらい、お腹の不調が変わるかを確認して頂いたところ、調子が良いということでしたので、小麦が消化管に影響を及ぼしていたと考えています。

これまでの臨床経験から長引く食後の胸やけ、胸の痛み、胃の痛み、膨満感、便秘でお困りの方は自律神経の機能低下だけではなく、食事が原因となっている場合がありますので多角的なアプローチが必要になるケースがほとんどです。

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【胸やけの症例】 便秘と消化不良、背中の痛みで来院

 

<胃痛・胸やけ・膨満感・便秘ケア> 施術料金

オーダーメイド・カイロプラクティック

  • 初回施術料 5,300円/50~60分(検査料と施術料込み)
  • 2回目以降 施術料 5,800円/20~30分

*内臓マニピュレーション、内臓整体、経絡治療、頭蓋矯正、背骨の矯正、筋肉調整などを上記に含みます。

カイロプラクティック&近赤外線光線療法のダブルケア

  • 初回施術料 7,400円/50~60分(検査料と施術料込み)
  • 2回目以降 施術料 7,900円/30分

*胃痛、胸やけ、便秘、消化不良、逆流性食道炎、GERDに関わる障害でお悩みの方で早期解決を希望される方には、ダブルケアをオススメします。
スーパーライザー、Rumix2などのLLLT(近赤外線光線療法)とカイロプラクティックの併用により、より早い回復を促進することを目的としています。

*病院での検査データ(MRI、X線画像、視覚・聴力検査、血液検査など)について
お手元にある場合、施術の際に参考となりますので来院時にお持ちください。


サンスマイル八王子

WHO基準カイロプラクティック・内臓整体治療院・サンスマイル八王子


東京都八王子市子安町1-26-14-102

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