【スポーツ障害の症例】足の痛み、捻挫後も腫れが引かない
右足首の痛み
捻挫してから腫れが引かない
サッカーの大会に向けて早く復帰したい
10代男性 日野市在住 中学生
【痛みと状態】
- 2週間前にサッカーのプレー中に右足首を捻挫
- 整形外科を受診して右足関節外側側副靭帯の捻挫と診断を受けた
- その後2週間はギブスで足首を固定したが痛みが残り、捻挫した箇所の腫れが引かない
- 足首の回復を図るためにどうしたら良いかの相談したい
- 6月からサッカーの大会が始まるので、それまでに何とか良くしたい
【検査と施術】
- 右足首の前距腓靭帯部に浮腫と瘢痕化形成がみられる
- しゃがむ動作で右足首に痛みが誘発
- 右足関節を底屈方向に動かすと伸長時痛がでる
- 右側の距骨下関節、ショーパール関節、遠位脛腓関節、膝関節、骨盤の可動性が低下
- 右下腿三頭筋、腓骨筋の筋力低下、左ハムストリング、左大腿四頭筋の過緊張
- 頚椎、骨盤、膝関節、足まわりの関節を矯正
- 右足関節外側側副靱帯の瘢痕化に対して光線療法とIASTMツールを使用
- 足関節のリハビリとしてバランスディスクを用いたエクササイズをアドバイス
【施術後の感想】
- 初回の施術でしゃがむことが出来るようになったので凄いと思った。丁寧にどうなっているかを教えてくれたので、安心できました。
- サッカーで思い切りボールが蹴られるようになったので、サンスマイル八王子に来てよかったです。
【担当コメント】
足首の捻挫をしてから2週間が経つのに回復が思わしくないと不安なご様子で来院されました。
捻挫後の処置としてギブスで固定をしていたことや右足関節側副靭帯部分に浮腫と靭帯の拘縮がみられたので、正常な回復過程が行われていないことを疑いました。
正常な回復とは炎症が収まり、損傷部位の修復が行われた後に足関節の機能が回復されている状態です。
足首の固定期間が2週間あったことで損傷した靭帯の修復はされたと思われますが、靭帯が固く短縮して足首の動きを妨げている可能性がありました。
カイロプラクティックの施術は立つ、しゃがむ、歩くなどの基本的な動作が滑らかに出来るように骨盤から下肢にかけて関節の矯正を行っていきました。それに加えて右足関節側副靭帯の短縮を改善するように新陳代謝を促進する光線療法と組織の再構築を促すIASTMツールを使用しました。
捻挫後は足首の支持性が低下するため、バランスディスクなどで足の固有感覚を刺激し、足首の安定化を図りながら、脊椎と足首の協調性を高める必要があります。5回の施術とリハビリを行った事で足首の痛みや腫れが治まり、サッカーボールを全力で蹴られるようになったと嬉しい報告をいただきました。夏の大会での活躍を八王子から応援しております。
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