【外側上顆炎の症例】物をつかんだ時に肘の外側が痛い
右肘関節外側の痛みを感じる
物をつかんだ時に肘の痛みが強くなる
夜間にも痛みあり
40代女性 八王子市在住
【痛みと状態】
- 2、3ヶ月前から右肘関節外側に痛みを感じる
- 肘は物をつかんだ時に悪化 (コップを持つなど日常のわずかな動作、仕事で重い物を持つ反復動作)
- 夜中に肘が痛くて目が覚めることがある
- 手指の力が入りにくく、握力が弱くなった気がする
- 整形外科で痛み止め注射をしても良くならなかった
- 友人からサンスマイル八王子を紹介されて来院
【検査と施術】
- 姿勢検査:右肩前内方、右肩挙上、右翼状肩甲骨
- 肘関節伸展、回外の動作で力を入れると肘外側に痛みが出る
- 右前腕部(橈尺関節)の機能障害
- 橈側手根伸筋の過緊張
- 手関節伸筋群の筋力低下
- 下部頚椎、中部胸椎にゆがみ
- 背骨(下部頚椎、中部胸椎)の矯正
- 骨盤、足関節の矯正
- 肩甲骨と肩関節周囲の筋肉のバランス調整
- 肘と前腕のIASTM筋膜リリース
【施術後の感想】
- 3回目の施術後には肘の痛みは消え、違和感もなくなりました。
- 今は肘や腕に力が入るようになり、仕事も集中して出来ています。
【担当のコメント】
外側上顆炎(テニス肘)でご来院されたケースです。外側上顆炎(肘関節外側上顆の痛み)は、肘関節の伸展や回外動作を繰り返し行うことが原因となり、橈側伸筋腱の付着部に微小な損傷(部分断裂が起こることもある)される障害です。
パソコンのマウス操作、長時間のスマホ使用、荷物を持ち上げる動作など、手関節の伸展動作(手首を反す動作)では、橈側手根伸筋腱に強いストレスがかかります。橈側手根伸筋は肘と手関節をまたがっているため、手首の伸展と屈曲動作を続けるときに肘と手関節の筋付着部で腱が引き延ばされる遠心性収縮を生じます。前腕回内位では橈骨頭が前方に回旋するため、橈側手根伸筋が圧迫されて大きなストレスを受けることがあります。これにより外側上顆の付着する腱が過度に伸展されて損傷を起こすことがあります。
肘外側の支配神経は、頚椎(第5・第6頚椎の間)の椎間孔を経由して上腕三頭筋を貫く橈骨神経が関連しています。頚椎や上腕はこの神経の通り道となるため、首や肩関節まわりの関節の歪みや筋肉のアンバランスを整えておくことが外側上顆炎(テニス肘)の解消には効果的です。
サンスマイル八王子では、IASTMツールによる筋膜リリース、LLLT(近赤外線光線療法)による患部周辺の血行促進、関節アジャストメントツールによる歪み矯正など、外側上顆炎とテニス肘の改善を統合的にお手伝いいたします。肘痛でお困りの方は電気療法や鎮痛剤などで改善しなかった場合でもカイロプラクティックをお試しいただくことをお勧めします。
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