【急性腰痛の症例】夏のギックリ腰、夜間頻尿、腎炎の既往

夏場のぎっくり腰
立ち続けていると右股関節の付け根に違和感
腎臓疾患の既往歴
30代男性 不動産会社勤務 国立市在住
【痛みと状態】
- 3年程前から毎年、夏にぎっくり腰になる
- 今年は急性腰痛にならないよう悪いところを改善したいと思い来院
- それ以降、歩行や立ち続けていると右股関節の付け根に違和感
- 接骨院にもいったが、違和感に変化はない
- ほぼ毎日就寝中に尿意で目が覚める
- 以前に腎炎になった事がある
- 八王子の知人に紹介されて来院
【検査と施術】
- 歩行では右足が前に出しにくい
- 右腸腰筋と大殿筋の筋力低下
- 腰部起立筋、右ハムストリング、大腿筋膜張筋の過緊張
- 上部頚椎、腰椎、足関節の可動性が低下
- 腎臓機能の低下(腸腰筋が関わる)
- 脊椎の矯正
- 腸腰筋が伸び縮みしやすいように股関節周りの筋肉をストレッチ
- 腎臓の血液循環とリンパ循環を促す反射点を刺激
【施術後の感想】
- 腰の違和感が消えて、今年の夏はぎっくり腰にならなかった!
- 夜間に尿意を催す回数が大幅に減った!!これにはビックリ!
【担当コメント】
夏場にぎっくり腰を繰り返すので前もって体のケアをしたいと来院されました。
検査をしてみると体幹を支えている腸腰筋や大殿筋の筋力低下があり、腰部の起立筋とハムストリングが過度に緊張することで腰を支えている状態でした。夏場にぎっくり腰をしやすいのは腎臓に関連した腸腰筋(腰のインナーマッスル)が機能低下した事に関係していると考えています。
これは夏になると血流がよくなり、腎臓の負担が増える一方、過去に腎炎をされた影響で腎臓が負担に耐えきれず、腸腰筋を介して腰の不調につながっていたとのではと考えています。
カイロプラクティックの施術は背骨の矯正や股関節の筋肉に対して行い、合わせて腎臓の血液循環とリンパ循環に関わる反射点を刺激治療しました。当院ではアプライドキネシオロジーの内臓経絡アプローチと内臓マニピュレーションを用いており、安全で効果的な施術を提供しています。これまでにも腎盂腎炎、尿路結石、子宮体腎炎などの既往をお持ちの方が来院されており、病院の治療後の機能改善のために経絡によるアプローチで良好な経過を得ているケースがあります。
施術を3回行うと歩いたり、立ち続けていた時に感じていた腰痛と違和感は消失しました。
現在では夜間に尿意で目が覚めることが少なくなったと喜びの声を頂いております。体の不調がなく、夏が過ごせて良かったです!